約束の場所にある駅に電車が到着して私は電車から降りました。改札口で不足分のお金を支払うと約束の場所まで一直線に向かいました。
その場所とは大阪にある映画をモチーフにした大型遊園地でした。沢山の人が行き交う中私は遊園地の入口へと向かいました。
私がそこに到着した時すでに鈴木さんはいました。
「千明、大丈夫だったか?」
あれほど無理矢理アナルにイタズラをしてきた鈴木さんでしたが、私を気遣う言葉をかけてくれたことで私の固く閉ざされた心は一気に溶け出していき目から涙が溢れてしまいました。
鈴木さんはそんな私を見ても声をかけるではなく、私の身体をギュッと抱きしめてくれました。鈴木さんの温もりが私の心を優しく溶かしてくれました。
「旦那が浮気をしていた以上、千明もそれ以上に楽しまなければならないな。」
鈴木さんの口から出てきた言葉に私は十分に納得しました。涙を拭いて平静を取り戻した私は今は旦那のことを忘れ鈴木さんとの時間を楽しむことにしました。
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