【41】
打ち付ける力が更に増し、幸子の豊乳は前後に暴れる様に揺れている。
こんな刺激的な状況に、耐え続けられるわけがない。
伊藤は、幸子に最も絶望的な言葉を掛けた。
「フーッ・・・フーッ・・・さっ、幸子・・・いっぱい射精てやるからな!!」
そう言い放ち、伊藤は目一杯の力を込めて剛棒を激しく打ち付けた。
もちろん、その身勝手な発言に幸子が黙っているはずがなかった。
「ちょっ・・・駄目よ!!
そんな事が本当に許されると思ってるの!?
止めなさいっ!!駄目っ!!」
幸子は最後の淫攻だけは阻止しようと、暴れ回る程の勢いで抵抗した。
だが、鬼気迫る幸子の姿は余計に伊藤の淫欲を狂わせたのだった。
無論、僕も同じだ。
僕の肉棒も既に限界を迎え、発射寸前なのだ。
現実で幸子が犯される事は絶対にあってはならない、親友の母親が犯されて興奮なんてするはずがない、あるのは罪悪感だけでもしもそんな状況に出くわしたら必ず助けるに決まってる、その決意が揺るぐなど考えもしなかった。
しかし、犯されている幸子を目の当たりにして僕の固い決意はどこかへ行ってしまった。
妄想なんかより現実で犯されている幸子の方が迫力が桁違いで、僕の淫欲も最高潮に高ぶらせるのだ。
早く伊藤という醜悪な淫獣の汚濁液を浴びてしまえ。
僕がそんな淫望を強く念じた時、その瞬間はやってきた。
一心不乱に剛棒を打ち付けていた伊藤が、動きを止めたのだ。
更に、痙攣した様に体を激しく震わせた。
そして、狂喜ともいうべき咆哮を上げたのだ。
「ウォォォ!!!!!」
同時に、幸子の無情な悲鳴も響いた。
「いやぁぁぁ!!!!!」
2人の叫声が響く中、僕も思いの丈を解放した。
肉棒から勢いよく噴き出した僕の白濁液は、外壁に飛び散った。
遂に、伊藤の汚濁液が幸子の肉壷に注がれた。
伊藤は、まだ痙攣が止まらず体が小刻みに震えている。
どれだけ快感だったのかが、よく分かる。
恐らく、今の伊藤に何かを考える余裕は無いだろう。
とにかく、快感と達成感だけが頭の中を駆け巡っているはずだ。
一方、幸子も放心状態だった。
だが伊藤と明らかに違うのは、全てを失ってしまったという空虚感なのだろう。
この世で1番醜く嫌悪する男、伊藤に汚濁液を注ぎ込まれたのだから当然だ。
・・・それもこれも、全ては僕が幸子の下着を盗んだ瞬間から始まった事。
もちろん、どのみち遅かれ早かれ伊藤なら幸子を犯していたかもしれない。
しかし今、目の前で幸子が犯された原因は僕が幸子の下着を盗み、それを伊藤に目撃された事から始まる。
結果的に伊藤の淫欲を最大限に煽ってしまい、とにかく早く確実に幸子を犯す計画が実行される事態になってしまったのだ。
幸子が1人になる状況、更に周辺にも邪魔者が居なくなる状況、それを把握するのは伊藤には難しい為に幸子の家に出入りする僕の情報が必要不可欠だった。
幸子の下着を盗んだ事を脅され、僕は今後の自分の保身の為に伊藤の言いなりになった。
こうして隠れてビデオカメラで撮影しているのも、幸子に対しての脅迫材料になるからだ。
この先も、幸子を犯し続ける為に・・・。
確かに、1番醜悪な人間は伊藤だ。
だが、僕がきっかけで幸子が今この瞬間に犯されたのも事実なのだ。
白濁液を放出した瞬間、僕は一気に強い罪悪感に苛まれてしまった。
親友の母親に、子供の頃からお世話になった人に何て事をしてしまったのだろう。
冷静さを取り戻してみると、本当に取り返しのつかない行為に加担してしまったのだと激しく後悔した。
でもこれは紛れもない現実で、免れない事実なのだ。
それを突きつける様に、伊藤はようやく満足したのか剛棒を幸子の肉壷から引き抜いた。
そして、幸子の肉壷からおびただしい量の汚濁液が溢れ出てきた。
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