【39】
幸子の心情を察して、興奮しないわけがない。
それは顕著に表れて、剛棒の先端は幸子の尻肉に突き刺す様に食い込み、柔らかな感触を味わっている様だ。
淫醜にまみれた伊藤が、更なる淫攻を思い付くのは必然だった。
荒々しく豊乳を揉みしだいていた伊藤は、立ち上がると幸子の前に移動してきた。
傲慢で猛々しい剛棒が目の前に現れ、幸子はたじろいだ。
だが、伊藤は抵抗出来ないのをいい事に幸子の口内へ強引に剛棒を捩じ込んだ。
咳き込みそうになりながらも、幸子は必死に声が漏れない様に耐えている。
そんな幸子の姿に嗜虐心が疼くのか、伊藤は逃がすまいと幸子の後頭部を掴んで腰を振った。
このままだと、気付かれてしまう可能性もある。
伊藤も、そんな事は百も承知だろう。
しかし、それでも止められないのが幸子という女の魅力に違いない。
幸子の身も心も犯し尽くしたい、伊藤のその淫願もようやく叶いそうだ。
「もう戻りましょうか?」
玄関にいる1人が、呟いた。
それに、もう1人も続いた。
「そうねぇ。これ以上ここにいても時間の無駄だわ。戻りましょう。」
予定外の招かれざる客だったが、ようやく出ていく様だ。
こんなハプニングも終わってみればスリル満点で、幸子の緊張感ある表情を味わえた出来事だったかもしれない。
伊藤は、勝利を確信したかの様な淫らな笑みを見せた。
幸子は、複雑な心境だろう。
2人は玄関を出ると、車に乗り込んだ。
そして、エンジン音が聞こえるとその音は次第に小さくなり、再び静寂に包まれた。
だが、それと引き換えに伊藤の淫攻の激しさが増し、淫音が鳴り響きはじめた。
伊藤は2人が玄関を出た瞬間から、腰を振る速度を更に上げたのだ。
これにはさすがに幸子も我慢出来ず、声を漏らしてしまった。
「ヴッ!!ヴッ!!ヴッ!!」
幸い、もう聞こえてはいなかった様で2人は行ってしまった。
もう、邪魔者は居ない。
淫欲を抑え込んでいた伊藤は、もう限界だった。
伊藤はありったけの淫欲を解放し、幸子に襲いかかったのだ。
剛棒を口内から引き抜き幸子を押し倒すと、伊藤は覆い被さった。
とうとう、完膚無きまでに幸子を犯し尽くす瞬間がやってきた。
僕は再び肉棒を握りしめ、目の前の淫劇の行く末を見守った。
伊藤は、不潔な自身の唇を幸子の唇へ重ね合わせている。
幸子の抵抗などお構い無しに、淫音を響かせて幸子の唇に吸い付いた。
そして、伊藤の興奮は最高潮に達したのだ。
唇を解放して幸子の顔を恍惚の眼差しで眺めると、幸子にとって絶望的な言葉を伊藤は言い放った。
「幸子、俺達はこうなる運命だったんだ。
・・・お前のマンコ、たっぷり味わってやるぞ!!!」
そう言うと、伊藤は幸子の両膝を持ち上げて強引にこじ開けた。
伊藤の言葉が何を意味しているのか、幸子はすぐに察知した様だ。
「いっ、嫌!!止めてっ!!お願い!!それだけは止めてっ!!!」
幸子は、鬼気迫る形相で必死に抵抗した。
伊藤の剛棒など、受け入れられるわけがない。
それを許せば全てを失ってしまう、今の幸子の心理状態は計り知れない。
しかし両手を拘束されて体力も消耗している幸子には、もう伊藤に抵抗する力は残っていなかった。
伊藤は、がに股の様に幸子の両膝をこじ開けて出来た空間に陣取った。
伊藤の剛棒は、既に幸子の肉壷へ照準を合わせている。
臨戦態勢は、整った。
僕も暴発しそうな肉棒を扱きはじめた時、その瞬間はいきなり訪れた。
伊藤は、間髪を入れずに乱れ狂った剛棒を幸子の肉壷へ捩じ込んだのだ。
「オォ!!!!!」
「あぁ!!!!!」
伊藤と幸子の叫び声が、鳴り響いた。
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