【31】
「・・・」
伊藤は、言葉を発する事が出来なかった。
そんな反応になるのも、当然だろう。
僕も、思わず絶句してしまった。
もちろん、これは失望によるものでは断じて無い。
一言では語り尽くせないほど、僕と伊藤は釘付けになった。
まずは、申し分の無い豊かな隆起だ。
服の上からでも確認出来るのだから、当然見事な盛り上がりを誇っている。
だが、見事なのはそれだけではなかった。
幸子の38歳という年齢を考慮すれば、もっと張りを失っていてもおかしくはない。
僕はもちろん、伊藤だってそれ位は妥協していたはずだ。
ところが、幸子の豊乳は僕達の予想を上回っていた。
仰向け、それも何も身に付けていないにも関わらず、豊乳は崩れずに形を保っているのだ。
無論、多少は扁平気味にはなっている。
引力には逆らえないし、若い頃に比べれば張りは無くなっているのだろう。
しかし、この状態を保っているのはやはり見事としか言えない。
もしもシリコン等を入れて豊胸しているのなら、もっと不自然に膨らんでいるはずだ。
幸子の豊乳が本物か偽物か位、見れば分かる。
つまり、幸子の豊乳は自然のまま見事な形を保っているというわけだ。
その1番の要因は、恐らく類い稀な量感だろう。
脂肪がしっかりと詰め込まれた肉厚な量感だというのは、一目瞭然だ。
更に、その頂上に突っ立つ乳頭も見事な艶かしさを醸し出している。
茶色がかってはいるが決して黒ずんではおらず、違和感や不快感が全く無い。
乳輪も同色で、子供を1人産んだとは思えない出来だ。
38歳という女として熟れ時の幸子の豊乳は、魅惑が存分に詰まっていた。
こんなものを見てしまえば、言葉を失うのも仕方がない。
伊藤は、未だに幸子の豊乳に見入っている。
先に言葉を発したのは、幸子だった。
「はっ、離してっ!!離しなさい!!」
幸子の両腕を掴んだまま凝視していた伊藤は、その言葉でようやく我に返った様だ。
幸子は、諦めずに伊藤の手を振り解こうと抵抗している。
普通の女ならここまで抵抗出来ないだろうが、気丈な幸子はまだこの危機的な状況を打開するつもりでいる様だ。
だが、その抵抗が皮肉にもまた伊藤の淫欲を刺激する事になった。
幸子が、伊藤の手を振り解こうと自身の両腕を揺すった時だ。
全て剥ぎ取られ、包み隠せなくなった幸子の豊乳がタプタプッと暴れる様に揺れ動いたのだ。
これを、淫獣が見逃すはずがなかった。
「オッ、オォ!!!」
伊藤は獣の様に叫ぶと、幸子の腕を乱暴に投げ飛ばした。
そして、狙った獲物の幸子の豊乳をむんずと鷲掴みした。
「キャアァ!!!」
幸子の悲鳴が、今までで1番響いた。
伊藤に直に豊乳を鷲掴みされた感触は、余程おぞましいものなのだろう。
一方、伊藤は遂に幸子の豊乳に直接触れる事が出来た。
見ているだけでもその興奮は伝わってきて、僕は荒くなる鼻息を抑える事が出来なかった。
鷲掴みした伊藤の指は、幸子の量感たっぷりの豊乳に沈み込んでいる。
欲望のままに、目一杯指先に力を込めている様だ。
幸子にしてみれば、快感とは程遠い苦痛が襲っているに違いない。
顔を歪めながら伊藤の手首を掴み、引き離そうとしていた。
「痛っ!・・・やめっ、止めてっ!!!」
しかし、何度も視姦してきた念願の幸子の豊乳を手離すわけがない。
「さっ、幸子のおっぱい。
これが、幸子のおっぱい・・・幸子ぉ!!!」
伊藤は、たまらず幸子の豊乳を揉みしだきはじめた。
不潔な男の不潔な手が、間違いなく幸子の豊乳を揉みしだいている。
揉むと手が沈み込み、弱めると弾き返す様な弾力があり、何度揉みしだいても飽きる事は無いだろう。
幸子は悲鳴と抵抗を続けるが、伊藤の淫攻は更に激しさを増した。
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