【169】
『プレゼントがあるから、欲しければ明日の出勤前に受け取りに来い。』
そんな内容だった。
朝一で杉浦の家へ向かったのは、言うまでもない。
その時、3枚のディスクを渡されて【き】【し】【せ】の経緯も聞いた。
理由は単純で頭文字の【き】=客間、【し】=寝室、【せ】=洗面所。
だから、今日は時間が短めの客間と洗面所のディスクを見るだけにしたのだ。
寝室では、きっと1番長く幸子を犯しただろう。
明日の夜は時間を気にせず、寝室で犯された幸子の姿を堪能出来る。
僕は、明日の夜を待ちきれない気持ちを抑えて眠りについた。
そして、待望の翌日の深夜だ。
淫欲の限り、僕は肉棒を扱いた。
寝室で犯された幸子の様子も、勃起を抑える術が無い。
何度果てても、何度も勃起して扱かずにはいられなかった。
やはり、幸子が犯される姿を見ながら果てる瞬間は格別なのだ・・・。
後日、杉浦から今回の一部始終を聞かされた。
隠しカメラを設置したのは、もちろん杉浦。
実は、牧元家の全ての部屋に隠しカメラを設置していた。
客間だけでなく、寝室と洗面所の映像もあったのはその為。
事前に隠しておき、宴会時のどさくさに紛れて設置した。
幸子も杉浦の不審な行動には気付いていただろうが、何も言えなかったのかもしれない。
どうして安くもない盗撮用の隠しカメラを幾つも持っているかについては、弱味を握っている伊藤にも協力させ2人で購入したから。
全ては、野田を言いなりにする為の計画だった。
やはり、杉浦は本当に野田を利用するつもりの様だ。
幸子を犯した映像を脅迫材料にして、金銭の要求や社会的地位すら狙っている。
それだけの為に、幸子は新たな淫獣の餌食にされたのだ。
更に、後日談を聞かされた。
幸子は、どちらにしても野田に犯されていたらしい。
何故なら、野田が町長に立候補した理由は幸子を手篭めにしたかったからだ。
野田土木興業社長のままでも良かったが、それよりも権力を持つ町長の方が幸子を脅迫しやすいと考えていたのだ。
それだけ、幸子に入れ込んでいたのだろう。
結局、幸子は淫獣から逃げる事は出来ないのだ。
現在は3匹の淫獣に凌辱され続けているが、この先どれだけの淫獣に狙われるかは分からない。
ただ1つだけ確かな事は、幸子はこれからも自らの美貌で男達を狂わせてしまう。
幸子自身が、男達を醜い淫獣へと変貌させてしまうのだ・・・。
【完】
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