【144】
僕がまず先に狙ったのは、ブラジャーだ。
乳頭が密着していたカップの裏部分へ、鼻を押し付けた。
甘美な香りが、一瞬で鼻の奥へ吸い込まれる。
舐めずには、いられない。
野田が幸子の豊乳を弄んだ様に、僕も思い浮かべて夢中で舐め回した。
肉棒が、暴れたがっている。
こうなると、早くパンティーの匂いも嗅ぎたい。
僕はパンティーを裏返しにすると、一気にクロッチの匂いを嗅いだ。
「んっ!!」
思わず、声が漏れてしまった。
でも、抑える事など出来ない。
あの夜と、全く一緒なのだ。
生々しく、成熟した強烈な女臭。
目眩を起こしてしまう程の、男を狂わす魔性の香り。
これを淫獣達が直に嗅げば、当然理性など失ってしまうに違いない。
僅かに残るアンモニア臭も、逆に興奮を増幅させている。
幸子の肉壷に、ピタリと張り付いていたであろうパンティーだ。
僕の肉棒は、極限まで勃起した。
もう、本能に任せるしかない。
ズボンのチャックとパンツを下ろすと、肉棒が露になった。
激しく膨張して反り立っている様は、自分の一物とは思えない位だ。
そして、僕は肉棒の先端を幸子の肉壷が密着していたクロッチへ押し付けた。
生暖かい感触に肉棒が包まれ、何とも心地よい。
まるで、幸子の肉壷に挿入したかの様だ。
これまで、何度も幸子のパンティーで肉棒を包んで扱いてきた。
そんな時は、いつも幸子の肉壷に捩じ込んだ感覚に浸りながら精液をぶちまけたものだ。
しかし、今回は程度が違う。
ほんの数分前まで、幸子の肉壷に張り付いていた脱ぎたてのパンティーなのだ。
杉浦が送ってきた幸子の下着も生々しい女臭を醸し出していたが、数日前の物だったので温もりは無かった。
だが今、僕の肉棒を包んでいる温もりは間違いなく幸子の肉壷の熱気である。
扱かずには、いられない。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・。」
扱く度にパンティーが伸縮を繰り返し、益々幸子の肉壷に捩じ込んでいる感覚を味わえた。
まだ、片方の手も空いている。
僕はブラジャーを持ち上げると、先程と同じ様にカップの裏側を舐め回した。
幸子の豊乳を舐め回しながら、肉壷へ打ち付ける。
これは、まさにその状態だ。
そんな事を考えれば、淫欲を持ち堪えるなど出来るはずがない。
あと数秒で果てる、より一層膨らみが増した肉棒が物語っていた。
でも、僕は寸前で思い留まったのだ。
何故なら、肝心の幸子の姿が無いからである。
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