【142】
「ハァ、ハァ、ハァ!!!
・・・さっ、幸子!!!幸子!!!幸子!!!」
幸子の名前を何度も叫ぶ様は、悪寒が走りそうなほど慄然とするものだった。
とはいえ、僕にとってはこれが決定打となる。
一足先に、大量の精液を放ったのだ。
「ハァァァ・・・。」
短時間で3度射精しても、同じ快感を得られる。
これなら、まだまだ僕の淫欲は満足しそうにない。
それは、もちろん野田にもいえる事だ。
『パンッ!!!パンッ!!!パンッ!!!』
剛棒を打ち付ける威力が頂点に達すると、本日2度目の咆哮を上げた。
「オォッ!!!!!」
「アァ!!!!!」
野田の激しいひと突きを食らった瞬間、幸子も2度目の悲哀な叫びを響かせた。
長い痙攣と満悦する表情から、野田がまたしても醜悪な汚濁液を膣内にぶちまけたのは容易に想像がつく。
幸子の険しい表情も、それを物語っている。
室内は、しばらく異様な静寂に包まれた。
もし、来訪者が何も知らずに家に上がってくれば、視覚と聴覚のあまりの違いに混乱していただろう。
ようやく注ぎ終えた野田は、剛棒を引き抜いた。
ヌメヌメとした光沢が膜を張り、一層おぞましさを引き立たせている様だ。
すると、幸子の肉壷からおびただしい量の汚濁液が垂れ落ちてきた。
『ボタッ!!ボタッ!!ボタッ!!』
濃厚な白濁とした液体は、重量感たっぷりに音を立てている。
更に、その落下地点は由英の頭部付近だった。
幸子にとって、自身の肉壷から嫌悪する男の精液を夫に直撃させてしまうのは、やはり心憂いだろう。
これも、幸子の心情を弄びたい野田の策略に違いない。
心身共に、ボロボロな状態の幸子。
野田に拘束を解かれると、崩れ落ちる様に倒れ込んだ。
もう、自力で立ち上がる体力も気力も無いらしい。
涙こそ見せてはいないが、由英の傍で一糸纏わぬ姿のまま倒れている光景は痛々しかった。
一体、野田はこの後どれだけ幸子を凌辱するつもりなのだろう。
予想通り、野田の剛棒は淫醜な形を全く失っていない。
次は、由英の前でどの様に犯すのか。
幸子を解放するのは、まだ先になりそうだ。
しかし、野田は突然客間から姿を消した。
もしかして、このまま帰ろうとしているのだろうか。
幸子は、解放されたのだろうか。
確かに、普通なら立て続けに2度も大量の精液をぶちまければ満足するに違いない。
年齢を鑑みても、これ以上の淫攻は体に負担が掛かりそうだ。
だが戻ってきた野田の行動で、僕は淫獣の狙いを理解する事となった。
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