【140】
剛棒を根元まで突き刺すと、野田は間髪入れずに打ち付けた。
2度目でも肉壷の類い稀な構造に参っているのは、野田の表情を見れば一目瞭然である。
幸子の肉壷をじっくり堪能する、それは永遠に叶わぬ願いだろう。
今回もすぐに果てると悟ったのか、野田は荒々しく幸子に襲い掛かった。
後ろから豊乳を揉みしだき、肉壷に激しく剛棒を打ち付ける。
『パンッ!!パンッ!!パンッ!!』
相変わらず、よく響く淫音だ。
深い眠りについてなければ、隣に居る由英はすぐに目覚めていただろう。
「やっ、止め・・・アッ!!
・・・・・ん゛っ!!ん゛っ!!ん゛っ!!」
幸子は声が漏れない様、片方の手を口に当てて塞いだ。
もしも由英が起きてしまったらと危惧しているのもあるだろうが、夫の横で喘いでしまう事に対して罪悪感もあるのかもしれない。
それでも、膣内から漏れる淫音は無情に響いた。
『ヌチャッ!!ヌチャッ!!ヌチャッ!!』
この無秩序な光景は、普段の生活では絶対に見る事は出来ない。
夫の由英が眠る隣で、妻の幸子が犯されている。
しかも、その相手は由英の元上司の野田で、由英が尊敬する人物。
客観的な僕から見て、やはりこの状況は異様としか言えない。
唯一この場で正常なのは、自分だけだろう。
だが、今ここで行われている行為は紛れもない現実だ。
もしかして、実は僕だけが異常なのだろうか。
僕1人だけ、蚊帳の外なのではないか。
そんな錯覚まで起こしそうな程、当然の様に時間は流れた。
「ん゛っ!!ん゛っ!!ん゛っ!!」
押し殺そうとしても、幸子の喘ぎ声は一向に止まない。
望んでいないし不快、それなのに抑えきれない女の性に幸子は苦悩している様だった。
この姿にも、淫欲は疼いてしまうのだろう。
すると、野田はそんな幸子に更なる卑劣な淫攻を仕掛けた。
豊乳を一旦解放し、腰をがっしりと掴む野田。
そして、剛棒を肉壷に捩じ込んだまま一気に立ち上がったではないか。
幸子も、この状態では立つしかない。
片手は口を押さえたままで、もう一方の手はテーブルに着いた。
確かに、立っている方が幸子の身体を視姦しやすいかもしれない。
しかし、野田の真の狙いは別にあった。
何と、幸子の片方の足を掴むとテーブルに持ち上げたのだ。
それは、由英が居る側の足だった。
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