【134】
この状況で、幸子に起死回生の大逆転など有りはしない。
由英は依然として起きる気配が無いし、僕だって止めるつもりは無い。
幸子の悲鳴も、近隣住民にまで届く程では無いだろう。
つまり、この先にあるのは僕も待ち望んだ淫醜な光景だけだ。
幸子の腰をがっしりと掴み、態勢を整える野田。
剛棒は、既に肉壷へ狙いを定めている。
「だっ、駄目よ!!離してっ!!」
「ハァ、ハァ、ハァ!!!
・・・幸子ぉ・・・幸子ぉ!!!」
そして、野田はタガが外れた様に剛棒を肉壷へと捩じ込んだ。
「ウォォォ!!!!!」
「アァッ!!!!!」
野田と幸子の叫び声が共鳴し、室内に響き渡った。
幸子の表情は、もちろん絶望感に満ち溢れている。
杉浦の淫悪な計画によって、幸子は更に地獄へ落とされていく。
一方、野田は対照的で法悦に浸った様な表情だった。
遂に幸子の肉壷を根元まで捩じ込んだのだから、当然の反応だろう。
伊藤にしても杉浦にしても長年の淫願だったに違いないが、野田の幸子に対する卑猥な感情はそれらの比ではない。
約20年も、耐えてきたのだ。
現在の、極限まで淫欲が高まる心境は容易に想像出来る。
肉壷に突き刺しただけで、これだけ享楽に耽るのだ。
淫欲の塊を全て吐き出した瞬間は、とんでもない快感に襲われるに違いない。
しかし、野田は剛棒を突き刺したまま全く動かなかった。
やはり、これも予想通りである。
幸子の肉壷の構造に、舌を巻かずにはいられない様だ。
締まり具合は抜群で、剛棒に吸い付いているのだろう。
伊藤と杉浦からも聞いてはいたが、幸子の肉壷は自身の意思に逆らって類い稀な構造をいかんなく発揮するらしい。
油断すると、思わず誤爆してしまう。
野田は、興奮を鎮めようと必死だ。
「ハァ、ハァ、ハァ!!・・・・・。」
何とか、耐えた様だ。
とはいえ、この状態も長くはもたないだろう。
野田自身も、そう感じているらしい。
慎重かつ大胆に、野田は腰を動かし始めた。
「んっ!!・・・・・やっ・・・やめっ・・・アッ!!」
幸子の肉壷に、野田の剛棒が出し入れされているのが僕からもしっかりと見える。
これほど猥褻な光景が、他にあるだろうか。
淫獣のおぞましい剛棒が幸子の肉壷を犯している様子は何度も見たはずなのに、毎回意識が飛びそうなくらい興奮してしまう。
すると、更に劣情を煽る淫音が鳴り始めた。
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