【126】
「なっ、何をする!?
無駄な抵抗は止めて早く離せっ!!」
「やっ、やっぱり駄目よ!!
こんなところ、誰かに見られたら何もかも終わりだわ!!」
逃げるわけにはいかないが、どうしても抗おうとするのは女として当然だろう。
声はなるべく抑え、幸子は出来る限りの抵抗をした。
「いっ、今更何を言ってるんだ!!
ここまできて、ふざけるな!!
幸子、大人しく言うことを聞けっ!!」
Tシャツの中を拝める興奮状態で焦らされ、野田は苛立ちを隠せなかった。
2人のせめぎ合いは続き、どちらも譲ろうとはしない。
だが、長年追い求めてきた幸子への狂った淫欲に勝るものなど無いのだ。
それを表す様に、淫獣の力が更に増した。
防戦一方の状況も、体力の消耗は激しいだろう。
結局、幸子の抵抗も虚しくTシャツの裾は捲り上げられ、刺激的な光景が現れた。
(うわっ!!・・・・・。)
僕は、またもや無意識に力んでしまった。
映像で見る幸子も十分魅惑的だったが、映像と肉眼では迫力が違うのだ。
伊藤が幸子を犯した時に目の前で見た興奮、今はそれ以上かもしれない。
本当の意味で、目の前に居るからだ。
しかも幸子にしてみれば、僕と由英がいつ目を覚ますか分からないという不安が払拭できずにいる。
緊迫したこの状況が、更に興奮度を昂ぶらせているのだろう。
そして、現在の幸子はそれに相応しい姿に晒されていた。
シルク素材で、表面にレースが編み込まれた白のブラジャー。
白いTシャツを着ているので、透けない為に同色を選んだのかもしれない。
このブラジャーも洗面所の収納ボックスから何度も拝借して、淫欲の捌け口にしたものだ。
しかし、結局は幸子の豊乳があればこそだ。
当然だが、数ヶ月経っても衰えなど全く感じさせなかった。
ブラジャーに包まれてまだ全貌は見えていないが、素晴らしい眺めなのは間違いなかった。
もちろん、そう思っているのは僕だけではない。
何より、野田が幸子のこんな姿を目の当たりにしたのは初めてなのだ。
幸子の豊乳の量感は周知の事実だし、それは野田も良く分かっているだろう。
だが、ブラジャーに包まれて大きな谷間を造っている豊乳は予想以上の衝撃だったはずだ。
僕、伊藤、杉浦もある程度は想定していたつもりなのに、初めて目撃した幸子の豊乳の肉感には驚かされた。
野田の反応も、僕達と同じ様だ。
既に、暴発しそうな感覚に襲われているだろう。
とはいえ、これはまだ序盤である。
露になった豊乳はもちろん、幸子の扇情的な身体は底が知れない。
僕は野田の年齢の事もあり、最後まで体がもつのか心配になった。
でも、それが杞憂だったのだと気付くのに時間は掛からなかった。
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