【99】
「うわぁ、汚ねぇ。
あんなに涎垂らしやがって。
幸子のデカ乳が台無しじゃねぇか。」
杉浦の発言を聞いてると、伊藤の淫攻を容認してるとはまるで思えない。
だが、それが真意でない事は明らかだ。
杉浦の狙いはもっと深く、極めて淫醜なものだったのだ。
「・・・・・でも、やっぱり俺の思った通りだったな。
幸子・・・いい犯されっぷりだ。
お前が他の男に犯される所を間近で見るのはどんなもんかと思ったけど、すげぇ興奮するぜ。」
この言葉も、伊藤と幸子の耳には届いていないだろう。
しかし、独り言の様な杉浦の呟きはとんでもない内容だった。
杉浦は、続けて語っていく。
「本当は、ずっと独り占めするつもりだったんだけどさぁ。
何ていうのかなぁ・・・とにかく、お前を徹底的に犯したいって思ったんだ。
お前が犯されてる姿を見るのは、他じゃあ味わえねぇ快感だからな。
・・・そのうち、俺はある結論に至った。
幸子・・・・・お前を他の男に犯させるって事だよ。
それも、とびっきり気持ち悪いおっさんにな。」
その言葉に、耳を疑った。
つまり、杉浦の身勝手な淫欲によって伊藤を呼び出し、再び幸子を苦しめたというわけだ。
杉浦の淫欲は鬼畜過ぎて、暴走しているとしか思えない。
幸子は、これから杉浦と伊藤という淫獣に犯され続けなければいけないのだ。
2人の淫獣の淫攻を受け続けるのは、想像を絶する地獄に違いない。
ところが、事態は更に醜悪な方向へと加速するのだった・・・。
「幸子、こんな気持ち悪いおっさんに犯されてどんな気分だ?
・・・・・クソッ、また興奮してきたじゃねぇか!
ほら、口が空いてんだから相手しろ!」
杉浦はソファーから立ち上がって幸子の顔付近に座ると、剛棒を口内へ捩じ込んだ。
後頭部を掴み、強引に頭を揺さぶる杉浦。
2人に犯される幸子の姿が映り、残酷な現実をまざまざと見せつけられた。
「うっ!!」
杉浦は、すぐに果てた。
恐らく、撮影前にも幸子を犯していただろうが未だに長くは堪えられないらしい。
やはり、幸子の肉感的な魅力は底が知れないのだ。
剛棒を引き抜くと、濃厚な汚濁液が口内から溢れ出してきた。
「ふぅ~、すっきりした。」
満足したのか、杉浦は再びソファーに腰掛けて伊藤に犯される幸子をじっくりと撮影した。
すると、また独り言の様に話しはじめたのだ。
「・・・あっ、そうだ。
喫茶店も、そろそろ辞めさせないとな。
やっぱり、家に居る方が犯りやすいし。
まぁ、昨日みたいに喫茶店のトイレで犯るのも悪くなかったけど。ヘヘッ。」
この発言で、幸子は予定通り喫茶店で働いている事が分かった。
だが、杉浦は幸子の働く場所にまで出向いて犯している様だ。
最早、幸子に安息の場は無いのかもしれない。
しかもせっかく働き始めたばかりなのに、弱みを握っているのをいい事に辞めさせようとしているのだ。
幸子の人権を無視し、まさにただ犯すだけの性奴隷にするつもりというわけだ。
それは、僕には非現実的過ぎる世界だった。
僕は、ただ幸子が犯される妄想で満足していただけなのに・・・。
まさか、ここまで常軌を逸した日常になってしまうとは思いもしなかった。
しかし、杉浦の淫醜な思想はまだまだ闇の様に深かったのだ。
「いや、待てよ。
そういえば・・・・・あの喫茶店の店長も幸子の事・・・かなりエロい目で見てたよなぁ。」
その言葉は、僕の頭の中で最悪な事態だと思わせるには充分だった。
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