【87】
徐々に剛棒を打ち付ける速度は加速し、重奏の如く様々な淫音が響き渡った。
「ヌチャッ!!ヌチャッ!!ヌチャッ!!」
「パンッ!!パンッ!!パンッ!!」
「ガタガタッ!!ガタガタッ!!」
幸子の膣内から分泌される淫液音。
幸子の肉壷へ打ち付ける乾いた叩打音。
剛棒を打ち付ける度に、机が飛び跳ねる振動音。
全て淫らで、杉浦の淫攻の激しさを物語っていた。
幸子の望まない喘ぎ声も、大きくなっている。
「あっ!!あっ!!あっ!!」
快感など無くても、自然に漏れ出てしまう生理現象の様なものに幸子自身どうにも出来ないらしい。
更に豊乳は、剛棒を打ち付ける振動で激しく前後に揺れていた。
しかし、幸子にそれらを気にする余裕は無いだろう。
不快な感触も当然だが、机がガタガタッと揺れ続けている為に振り落とされそうだからだ。
幸子は、必死に机にしがみついて杉浦の淫攻に堪えていた・・・。
数時間前までの姿とは、まるで違う。
学校へ来るまでは息子の卒業式に出席する為、濃紺のスーツとスカート、中には白いYシャツとベージュのストッキング、更に靴は黒いハイヒールとキャリアウーマンを彷彿とさせる正装の出で立ちだったのだ。
気丈というか、持ち前の気の強さが表れた幸子らしい姿といえただろう。
本来なら周りの男達の淫らな視線など気にも留めず、息子の卒業式を感慨深く眺めていたに違いない。
だが、現在の幸子の姿は見るも無惨なものだ。
綺麗に整えてきた髪型は乱れ、化粧をめかしこんだ顔は杉浦の不潔な唾液で汚れている。
上半身は裸で豊乳を晒し、その豊乳にも唾液や赤い手の跡が残っている。
下半身は、ストッキングを引き裂かれた状態でハイヒールは履いたまま肉壷を晒している。
そして、そんな姿の幸子の肉壷へ杉浦は本能に任せて剛棒を打ち付けているのだ。
誰にも助けられる事無く、皆から遠く離れた音楽室で幸子は杉浦に犯されているのだ。
約2時間半、幸子は逆らえない為に杉浦の淫攻を受け続けてきた。
それらの集大成である最後の淫攻も、とうとう大詰めだ。
杉浦の息遣いは、過呼吸の様に取り乱している。
しかし、杉浦は剛棒を肉壷へ打ち付けるのを止めず、むしろ更に荒々しさが増したのだった。
もう、自制心が効かないのだろう。
幸子の肉壷の類い稀な構造に、これ以上堪えるのは無理という事だ。
激しく剛棒を打ち付けられ、幸子の悲鳴に似た喘ぎ声もこれまでの比ではない。
「あっ!!!あっ!!!あっ!!!」
杉浦自身も、限界を悟ったらしい。
幸子に覆い被さると、密着する様に抱き付いたのだ。
「パンッ!!!パンッ!!!パンッ!!!」
剛棒を打ち付ける淫音も、周囲に響き渡る程だ。
すると、杉浦の異変に僕は気付いた。
それは、男が射精する間際に誰もがする陶酔した表情にそっくりだった。
つまり、いよいよ杉浦の淫液が放たれるのを意味しているというわけだ。
恐らく肉壷から引き抜いた剛棒は、腹部辺りを狙って淫液をぶちまける事になるだろう。
だが、剛棒を打ち付ける卑猥な淫音に紛れて杉浦は幸子にとんでもない一言を言い放ったのだ。
「ハァ、ハァ、ハァ!!
・・・さっ、幸子・・・もっ、もう駄目だ!!
・・・射すぞっ!!!
・・・・・マンコに、全部射してやるっ!!!」
「えっ!?
ちょっ、ちょっと何言ってるの!?
話が違うわっ!!止めてっ!!
止めなさいっ!!」
衝撃の一言を聞き、もちろん幸子は必死に抵抗した。
しかし、自身に覆い被さる男をどうにか出来る体力など幸子には既に無かった。
そして、杉浦が大きく剛棒を打ち付けた時、その瞬間は訪れた。
体が金縛りにあった様に動かなくなった杉浦は、いきなり雄叫びを上げたのだ。
「ウォォォ!!!!!」
「いやぁぁぁ!!!!!」
呼応する様に、幸子の哀感な悲鳴も響いた。
更に、その様子を一部始終見ていた僕も同時に肉棒から白濁液を射精した。
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