【82】
「取り返しがつかなくなるって?
・・・・・もう、遅いだろ。
お前が伊藤に犯された時から、全部終わってんだよ。
いや、そもそもお前が生まれた時から、お前はこうなる運命だったんだよ。」
この言葉に幸子は再び言い返そうとしたが、どうやら留まった様だ。
やはり、言うだけ無駄だと諦めたのだろう。
杉浦には、哀願など通用しない。
「さぁ、メインディッシュは目の前だ。
たっぷり味わってやるぞ。
・・・でも、その前に・・・お前だけ気持ちよくなってるのは、ズルいからな。
俺も、気持ちよくしてもらおうか。」
「えっ?」
そう言うと、杉浦は服を脱ぎ始めた。
朝に杉浦を見た時と同じで、学校指定の学生服を着ていた。
ブレザーを脱ぎ、ネクタイ、Yシャツと次々に脱いでいく杉浦。
裸になった杉浦の上半身は、はっきりいって醜いものだった。
伊藤と体型がほぼ一緒の肥満体なので、予想はしていた。
更に、毛むくじゃらの体毛が獣を連想させる。
下半身は、一体どんな淫醜に包まれているのだろう・・・。
きっと、幸子も同じ事を考えているに違いない。
杉浦は、動揺した表情を浮かべる幸子を淫らな笑みで視姦しながら、ズボンも脱いでいく。
下半身も、予想通りの様だ。
太ももは毛深く、肥満そのものだった。
しかし、それ以上に無視出来ない光景が目の前に現れたのだ。
それは、汚ならしいパンツの中心で主張していた。
パンツを突き破るのではないかと思うほど大きく張り、そのシルエットだけでも予想を遥かに上回っている事が確認出来る。
剛棒と呼ぶに相応しいのは、間違いない。
そして、杉浦は躊躇なくパンツも脱いだ。
「・・・・・。」
幸子の反応は、伊藤が剛棒を露にした時と一緒だった。
もちろん、感心して言葉を失っているのではない。
おぞましい、恐怖、幸子にはそんな感情だけが襲っているはずだ。
長さも太さも、常人離れしている。
それでいて、反り返っている様子から硬度も異常なのだという事が分かる。
伊藤の剛棒と比べても、見劣りしない出来だ。
いや、むしろ杉浦の方が若い分、活きが良く見える。
ドクドクと脈を打ち、剛棒自身に生命力すら感じてしまう。
更に先端からは既に淫液が漏れ出し、淫醜が込められた剛棒なのだと即座に見分けがつく。
外見は早熟した老け顔、体型は肥満体で毛むくじゃら、何より淫悪な雰囲気と全てにおいて伊藤同様の淫獣だ。
幸子の脳裏には、伊藤に犯された忌まわしい記憶が甦っているに違いない。
杉浦が考えた次の淫攻も、当然幸子を苦しめる事になる。
「・・・・・幸子、咥えろ。」
杉浦は、座り込んでいる幸子の前まで接近した。
目の前のおぞましい剛棒に、目を逸らさずにはいられない様だ。
幸子の顔は、不快感で溢れている。
きっと、臭いも醜悪なのだろう。
こんな物を咥えるなんて、考えただけで吐き気がしそうだ。
とはいえ、幸子のその姿を見てみたいという気持ちも否定は出来ない。
「早く行きたいんだよな?
じゃあ、さっさと咥えろよ。
・・・・・それとも、最初は手で扱くか!?
扱いてから咥えた方が、良い画が撮れそうだしなっ!
よしっ、まずは扱け!
迷ってる間に、12時になるぞ!」
全裸になって剛棒を晒しているので、より一層卑劣さが際立っている。
無論、幸子は杉浦に反発的な視線を送るが従うしかない。
幸子が覚悟を決めた様子を確認すると、杉浦は先程まで幸子が立っていた椅子に腰掛けた。
自身は、悠々とその様を眺めるつもりだ。
そんな態度に嫌悪感を露にしながらも、幸子は杉浦の剛棒の前に移動した。
正座の様な体勢で、目の前の剛棒と対峙する幸子。
ゆっくりと手を伸ばし、少し躊躇したが遂に剛棒を握ったのだった。
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