【11】
まだ、脱いで間もない幸子のパンティー。
洗濯後の幸子の下着とは、やはり興奮度が桁違いだ。
ついさっきまで、幸子はこのパンティーを穿いて僕に話し掛けていた。
ジーンズの上からでも分かる肉感的ないやらしい豊満尻を何度も視姦していた、あのジーンズの下にこのパンティーを穿いていた。
頭の中でそんな事ばかりが駆け巡り、僕の興奮を更に高ぶらせる。
僕は、パンティーを捲り上げた。
指で押し出すとクロッチが露になり、興奮が最高潮に達した僕は我を忘れた。
僅か小1時間程前まで幸子の肉壷が密着していたであろう部分へ、僕は鼻を押し付けて嗅いだ。
窒息しても構わない、それほどの勢いで嗅いだ匂いはすぐに僕の嗅覚に届いた。
1日中穿いていたのだから、多少のアンモニア臭は覚悟していた。
むしろそれ位の方が僕にとっては興奮材料なのだが、残念ながら期待のアンモニア臭はほんの僅かなものだった。
ところが、それ以上の衝撃がすぐに僕の嗅覚を襲ったのだ。
もちろん、それは不快なものではない。
ブラジャーの匂いと同様、独特な香りだ。
だが、その香りはブラジャーよりも強烈だった。
生々しいという言葉が合っているだろうか。
これが女臭、それも大人の女の成熟した香りという事なのだろう。
あまりに強烈な香りに、僕は陶酔して目眩を起こした。
それと同時に肉棒は激しく勃起し、限界を迎えていた。
今までと同じ様にパンティーで肉棒を包み込み、扱かなければ
満足出来ない。
僕は、急いでズボンを下ろした。
しかし肉棒をパンティーで包み込もうとした瞬間、僕は思い止まった。
何故なら、こんな機会はもう2度と無いのではないかと考えたからだ。
今日は、偶然幸子が洗濯し忘れていたから起こった事。
恐らく、こんな出来事はもう起こらない。
このまま扱いて精液をぶちまける、それだけでいいのか。
僕の頭の中に、とんでもない欲望が浮かんだ。
(・・・盗みたい。)
今までの行為も充分許されるものでは無いが、盗むのはさすがにやりすぎだ。
頭ではそう理解していても、この極上の獲物を逃すわけにはいかなかった。
理性よりも、本能には勝てないのだ。
そして、盗んだからといってただ精液をぶちまけるだけでは駄目だ。
じっくりと、味わい尽くさなければ・・・。
僕は、幸子の下着をどうやって堪能しようかと妄想を膨らませた。
恐らく、下着が無くなれば幸子はすぐに気付くだろう。
でも、僕が疑われる事はない。
僕が幸子に淫らな感情を抱いている事に、幸子は気付いていないからだ。
息子と同い年、まだ子供同然の様な感覚で見ているはず。
だから下着を盗んでも、僕が疑われる心配は無いのだ。
その為には、と僕は早速どの様にして盗んで家に持ち帰ろうか考えた。
すると、何となく目をやった先の収納ボックスが視界に入った。
幸子の下着が収納してある、それだ。
その上に、白の小さなビニール袋が置いてあったのだ。
コンビニで、買い物でもした時のものだろうか。
そのビニール袋を小さく結んで置いてあるのを見逃さなかった僕は、思い付いた。
この袋に入れて、盗もう。
白なので、中身も見えづらく家に持ち帰っても気付かれない。
問題は、幸子の家からどうやって持ち出すかだ。
早くしないと、洗濯し忘れた事に気付いて幸子が来てしまうかもしれない。
そんな時、思わず悪知恵が働いた。
僕は、速やかに計画に移った。
まず、下着をビニール袋に入れる。
丁度いいサイズの袋で、下着が外に飛び出さない様にしっかりと縛った。
そして僕は歩き出し、ある場所で立ち止まった。
目の前にあったのは、洗面所の窓だ。
つまり、僕が考えた計画はこうだ。
下着が入っているビニール袋をこの窓から外に投げ、帰る時にそれを回収するというものだった。
今、それ以外の計画を思い付くのは難しい。
とにかく、誰かが来てしまう前に早くしなければ。
僕は、幸子達に気付かれない様に窓を開けた。
念のため、窓から顔を出して辺りを見渡した。
もちろん、誰もいるはずがない。
敷地内はブロック塀に囲まれていて、外からは見えないのだ。
もしも塀の内側に誰かがいるとしたら、それはかなり常軌を逸した人物だ・・・。
僕は溜め息を吐き、ビニール袋を窓から落とした。
もう後戻りは出来ない。
(大丈夫、幸子に直接被害が及ぶわけじゃない。
僕は、幸子の下着でただ妄想に浸るだけ・・・。)
頭の中にあるのは、幸子の下着を味わう事だけだ。
しかしこの後、たった1度の過ちによって取り返しのつかない事態になるとは思いもしなかった。
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