敬亮のペニスを覆っていた黒いコンドームはもう外されていた。そのせいか彼のペニスの生々しさ、異様さは誰の目にも明らかだった。
丸々と肥えた亀頭、豪壮な屋敷の庇のように迫り出したカリ、ゴリゴリと浮き出る血管、弓弦のようにピンと張った裏スジ、根元から先端まで均一な太さを保つ寸胴な竿、男として生を受けた者なら誰もが嫉妬することだろう。
逆に女ならどうであろう、歓喜し魅了される者もいれば、畏れ慄き拒否反応を示す者もいるだろう。少なくとも彼と結婚した結唯は前者に当てはまるオンナだというのは間違いない。
結唯が四つん這いのまま挿入を今か今かと待っている。
敬亮が指に付いた愛液をペニスの先端に塗り付けると、どちらも何も言わずに静かに事が始まった。夫婦であるが故の暗黙。結唯の腰のくびれを掴み引き寄せながら打ちつける後背位のセックス。敬亮の猛るペニスとは裏腹に、システマティックで無駄のないその動き。敬亮の手が結唯の両手を掴むと、手綱を取り馬車を操るような格好になる。手を引かれ、繋がったまま上体を大きく反らす結唯。乳房を前に突き出す形となり、それがピストンに合わせて大胆に揺れ動く。
その様子を横から見ていた黒崎は再び股間を熱くし始めていた。
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