結唯を挟んで敬亮と黒崎の目が合う。
か弱き1匹の野ウサギを挟み撃ちにする2匹のオオカミのように、2人は息を合わせ結唯を恥辱の谷へと突き落とそうとしているのだ。
黒崎が結唯の身体をキツく抱きしめる、というよりも“拘束する”と言ったほうが正しいかもしれない。自由に動かせるのは頭だけ、それも今は唇を奪われているため固定されているも同然。結唯のアナルが忙しく窄んだり緩んだりを繰り返している。敬亮の言う通り、それはまさに褒美を待ちわびる子供のよう。まだか?まだか?とねだっているようにさえ見える。
そんなワガママなアナルの入口にいよいよ敬亮のペニスが突き立てられた。挿入まで秒読み段階と言っていい。黒崎は挿入中の自身のペニスと抱きしめた腕で結唯を固定し続ける。受け入れる側の結唯といえば往生際悪く、黒崎とのキスの合間に唇を離しては「ダメ」とか「壊れる」といった単語を無意味に羅列する。
それは突然だった。
秒読みなどあるはずもなく、入口でひたすら寡黙に待機していた敬亮のブラックラージペニスは、ただひとつ敬亮のタイミングによってのみ挿入された。
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