~ サトミ 編 ~
エリとの関係には、あまり執着しなかった。子どもが産まれれば、こうなるであろうことは、ある程度予想がついていた。
エリと会えなくなって数ヶ月経った。
今年も年に一度のあの社員旅行。
2年前には、智子と仲良くなるきっかけとなった。とは言え、何かを期待出来るものでもない。
宴会場へ向かった。
席は宴会場で座席表を見るまで分からない。
自分の席を見つけ、隣は?。名前を見ても顔がすぐに思いつかなかった。
席に着くと、隣に普段接する機会のない女性営業社員サトミ。結婚していて小学生の子供が2人。彼女の所属するオフィスに行った時に見かけた事がある・・その程度の認識だった。
宴会が始まり、酒が入ると、同い年ということもあり、すぐに盛り上がった。何の話のきっかけからか・・酒の勢いは分かるが、きっかけはホントに思い出せない・・、2人で席を立ち、別のフロアの男子トイレの個室に忍び込んだ。・・こんなトコでどこまで出来る?・・と思いつつ、抱き合い唇を重ねた。浴衣をはだけさせTシャツをまくり、おっぱいにむしゃぶりつた。彼女は俺のパンツの中に手を忍ばせ
「元気になってる」
俺に笑みを見せながら、肉棒をシゴいた。
俺も片手を彼女のおま〇こを弄り、指を差し入れた。
「あぁーん・・感じちゃうよ・・」
サトミも声を抑えているつもりでも、想像以上にトイレの個室は声が響いた。サトミの喘ぐ声が漏れる。危険を感じた。
「マズイね。どうする?」
「出よ。でもちょっと欲求不満になっちゃう。」
時間にしたら5分?10分?。まさに欲求不満だけが残った時間だった。
席に戻って、何事も無かったように2人で飲んでいると、若手の社員が俺の所に来た。
「なんかトイレからイヤらしい声が聞こえるらしいですよ。」
興味津々といった顔で俺に教えにきた。それを聞いてサトミと顔を見合わせ、
「だってさ。」
「係長、行って見ましょうよ」
その社員とトイレに行ってみた。やはり、さっきまで俺とサトミが入っていたトイレだった。
「何も聞こえないですよね。」
・・当たり前だ、俺だもん・・と思いつつ
「やっぱり、こんなトコでしないだろう。」
そう言いながら席に戻った。・・しかし危なかったぁ・・。またサトミと飲みながら
「ヤバかったね。」
「係長、どうすんの?」
「後で待ち合わせる?どこかあるかな?」
「中途半端はダメだからね。係長が触ったんだから。」
少し酔ったのか、サトミは笑いながら俺の腕をしがみついた。
「今携帯持ってる?番号教えてよ。」
「イタズラ電話しないでよ。」
とりあえず、番号を交換した。
時間を決めて待ち合わる事にした。
※元投稿はこちら >>