眠っているエリから腕を抜き、風呂に湯を入れ始めた。ベッドに戻って、エリの隣に添い寝しながら寝顔を見ていた。・・育児疲れもあるだろうな・・。風呂を気にしながら、時計を見た。・・帰るまであと2時間位かぁ・・
エリの体がピクっと動いて目を覚ました。
「ごめんなさい。寝ちゃった。」
「疲れてんだよ。夜泣きとか大変でしょ?」
「でも・・時間損した気分。」
「まだ時間はあるよ。お風呂入ろっか?」
「うん。」
エリと風呂に行き、体を洗いあった。2人並んで湯に浸かりながら、唇を重ね合い、エリの官能の火がまた燻り始める。エリは向きを変え俺に跨ってきた。俺の肩に両手をのせ、俺の顔を見ながらおま〇こが肉棒を飲み込んでいった。
「雅樹とこうしてると、すごーく幸せな気持ちになるの・・」
「気持ちいいの?」
エリは頷いた。浴槽に寄りかかる俺にエリは抱きついた。じっと動かないでいるが、耳元でエリの熱い吐息が聞こえてきた。
「上がろうか?」
「はい」
体を拭くと、エリを抱え上げた。エリは俺の首に手を回し、嬉しそうに俺を見ていた。
ベッドに戻りエリを下ろすと、首に回した手で俺を抱き寄せた。そのまま覆い被さると、エリも自然に脚を開き、肉棒はおま〇こを捉えた。見つめ合いながら、挿入していく。
「雅樹が入ってきた・・気持ちいい・・」
エリは嬉しそうに俺の顔を見ながら、言葉を続けた。
「ずっとこうしてたいな・・」
「そうしたら、くっついちゃうかもよ」
「うふふっ・・いいですよ・・」
しばらく見つめ合ったままじっと動かず、一体感を味わった。愛液のぬめりに包まれ、おま〇この肉壁が僅かに蠢く感覚が気持ち良かった。焦れてきたのか、エリは腰をよじり始め、ふと気が付くと、俺を見つめるエリの顔は艶めかしく変わっていた。
「雅樹・・」
俺はエリを抱きしめ、腰を振った。エリも俺に抱きつき、背中に回されたエリの手が俺を強く求めているようで、肉棒を押し込む腰にも一度と力が入った。エリも肉棒を求めて腰を動かす。
「アハーーン・・いいーっ・・」
エリは感情の昂りとともに、激しく悶え喘ぎ官能の火を燃やした。
「アアァァーーッ!・・」
「雅樹・・中にちょうだい・・」
「中に欲しいのっ・・ンーーン・・」
「アッ!・・ァアアアーーーーッ!・・」
俺はエリを抱きしめ、彼女の望むままに膣奥に3度目の射精した。エリは抱きつきながら
「・・このままでいて・・」
繋がったまま、静かに時間が流れた。
「しあわせ・・」
エリが耳元で呟いた。
突然エリは我に返り
「あっ・・時間・・」
エリは慌ただしく準備を始め、ラブホを出た。
しばらくしてエリからメール。
「とっても幸せな時間でした。ありがとうございます。帰り運転してたら、雅樹のが流れてきました。なんか熱くなってきて、嬉しかったです。誰かに見られたら、私、ニヤけてさたと思います。」
数日後、自宅に戻ったとのメールがきた。
時々近況を知らせる長文のメールが届いた。メールの最後には必ず『会いたい』とあったが、具体的な事は書かれておらず、会うことは叶わなかった。乳児を連れて歩くのは難しかった。実家に戻って来るのも旦那が一緒では、一人だけ出歩く事も出来なかった。
あれ以来会っていない。
中途半端な自然消滅。よくある話。それでも時々、思い出したようにメールが届いた。誕生日にも。
※元投稿はこちら >>