~ エリ 編 ~
新年度迎え、通常の事務会議に加えて、懇親会がありました。
その中には新メンバーが一人。智子の退職に伴い採用となった、30才の大人しそうな人妻エリ。結婚を機に保母の仕事を辞め、生まれ育った地を離れて、知らない土地(旦那の地元)で結婚生活を始めたが、ようやく慣れてきたので仕事を探していた、という事でした。年齢の割に可愛らしい女性でした。
エリの歓迎会も兼ねた懇親会も無事終了し解散。皆が駅に向かって行くのを見送り、俺も家路に歩き始めると、新メンバーのエリが俺の前を歩いていた。初めての会議で、まだ慣れないだろうなと思い、声をかけた。
「帰りはバス?電車じゃなくていいの?」
「はい。今日は実家に泊まるので。」
「元々こっちなんだぁ。もう少し飲んで行く?」
「いいんですか?」
一瞬驚いた顔を見せたが、笑顔で聞き返して来た。
そのまま少し路地に入り、洋風の居酒屋へ。話を聞いてあげると、初めての事務職になかなか慣れない事、入社してから妊娠が分かって申し訳ないという思い。色々話したらスッキリしたのか、よく笑う素顔が出た。可愛らしい笑顔を見てたら、何かムラムラとした欲望が沸き起こった。
お店を出て、薄暗がりの裏道を歩いた。人目がないのを確認して、抱き寄せ唇を奪った。最初は驚いた様子だったが、次第にエリも俺の腰に手を回し唇を押し付けて来た。唇を離すと、彼女が
「妊娠が分かってから旦那さんもかまってくれなくなったし、つまんない。妊娠しない方が良かったかなぁ」
と漏らした。
少し歩くと小さな公園があった。ベンチに座りながら抱き寄せて唇を重ねる。そして、彼女の片手を掴み俺の股間にあてがい、エリの服の下に手をしのばせた。俺がおっぱいを揉み始めると、エリも俺の硬くなった肉棒をズボンの上から上下にさすり始めた。
「直接触ってもいいよ。」
エリはコクリと頷くと、自分から俺のズボンのチャックを下ろしパンツの中に手を入れ肉棒を握った。
「硬い。熱いね。見てもいい?」
「いいよ」
と答えると、肉棒をパンツから引っ張り出した。
「大きくなったの、久しぶりに触ったぁ」
と下から笑顔を俺に向ける。すると突然パクッと咥え始めた。俺も驚いた。まだ春とはいえ1日仕事をした後の肉棒だ。匂いは大丈夫か?。
「匂いとかイヤじゃないの?」
思わず聞いてみた。エリは
「大丈夫みたい。」
しばらくされるままにしていた。髪を掻きあげ彼女の顔を覗き込むと、美味しそうにシャブっていた。
突然彼女が
「あぁ、今日は実家だからもう帰らなきゃ。ざーんねん。」
確かにもうかなり遅い。2人でタクシーに乗り込み帰路についた。俺の方が先に降りたのだが、タクシーが動き出すと、彼女は後ろを振り向き名残惜しそうな表情を見せた。10数メートル先の角を曲がるまで、エリは振り向いたまま去っていった。
エリの最後の表情が心に残っていたが、彼女の状況や距離を考えたら、エリとの関係はないな、と思っていた。
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