翌週の土曜日の朝。『私、今日ちょっと行けんけど…。』と先に姉から言われていた僕は、ソフトボール部の練習へと向かいました。
練習開始前に、監督さんを始め、他のママさんも集合をします。姉は言っていた通りに、この日は不在。
『吉岡さんが相手にしてくれるかぁ~。』と期待をしていましたが、その吉岡さんも同じく不在だったのです。
『日曜日は家庭のことがあるだろうから。』と、わざわざ土曜日にしたのですが、用があったのか二人には災いしてしまったようです。
もちろん、練習は普段通りに行われました。それでも、元気な吉岡さんがいないのは、どこかチームにも盛り上がりが欠けてしまうのです。
11時になり、いつものモグモグタイムです。ママさん達の中には、この時間を利用してトイレに向かう方もいます。
一斉に行ってくれればいいのですが、やはりみなさん気を使って順番にトイレへと消えて行きます。おかげで、僕が行くタイミングがないのです。
運動場の隅に、そのトイレはあります。子供用の小さなトイレです。もちろん、男子女子分かれてはいますが、ほぼ隣り合わせです。
ママさん達は別に気にされないかも知れませんが、やはりその辺は気を使います。誰もいない時を狙ってあげるのです。
ちょうど合間が出来たようです。僕は黙ってトイレへと向かいます。子供用の小さな小便器に溢れないようにしながら、用をたします。
すると、足音が聞こえて来るのです。『誰か来たっ、』と思い、急いで出していたものをしまいます。角度によればここが見えてしまうのです。
目の前を、通り過ぎて行ったのは監督の清水さんでした。僕には気づいていないようです。
僕は表の入り口ではなく、裏の入り口から出て戻ることにします。しかし、『ギィィ…、バッタンっ!』と女子トイレの個室の扉が閉まる音がしました。
悔しいですが、僕の足はそこで止まってしまうのです。
僕は息をひそめ、ただその時を待ちます。スバイクが数回音をたて、『ウン…、ハァ~…』と声を出しながら、監督さんがしゃがまれます。
僕の気持ちは、『頼む~。水流すなぁ~。』でした。その思いは通じました。
最初に『チョロ~…、』と流された監督さんのモノは、それを確認をすると『ジャバジャバ~…、』と勢いよく音を立てて、便器へと流し込まれます。
僕は、女子トイレの裏口の外で腹這いになり、監督さんが入られている一番手前のブースを覗き込むのです。
僅かにですが、監督さんの大きめのお尻が見えました。出している小便もちゃんと集まってないのか、
『ビシャビシャ…、』と拡散をしているようです。
もちろん、僕はすぐに立ち去りました。休憩後のノックでは、『なにしてんのやぁ~!』と相変わらずの監督さんの罵声が飛んでいました。
しかし、彼女の生尻を見たばかりの僕には、『ただのケツ出して小便してたおばさん。』としか思えず、威厳は保たれなかったのです。
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