彩香さんは、スマホの操作を行っていました。すぐにスマホが音を立て、誰かからラインの返信があったようです。
彼女は、『こいつも、お前と一緒やのぉ~。』と一人言のように言い、その相手が姉だと分かります。しばらくすると、今度は着信音です。
『もしもし?ちょっと来なよ。』と彼女が話し始め、『子供なんか預けたらいいやろ?とにかく、はや来なよ。』と命令口調で姉を呼んでいるようです。
電話を切った彼女は、『姉さん来るから、ここで犯りぃ~。姉弟でセックスやってやぁ~。』と僕にいうのでした。
15分後。チャイムが鳴り、姉が現れました。玄関の男性用のスパイクを見たのか、『ユウ、いるの?』と姉の声がします。
リビングに現れた姉は、不安そうな顔をしていました。彩香さんとの不貞、そして明らかに強要されたと思われる弟でのオナニー動画。
アネニとっては、弟である僕にはどちらも知られたくない秘密なのです。しかし、
『ああ、ユウに見せたよ?』
『えっ?』
『祐香の恥ずかしい動画。ユウくん、それ見て興奮してたみたいよ。』
『どうしてよぉ~!なんで見せるんよぉ~!誰にも見せんって約束したやないのぉ~!』
『だって、ユウくん、お姉さんのこと好きやもんねぇ?ユウも、大好きなお姉さんとセックスしたいもんねぇ?』
彩香さんは侮辱をして、明らかに僕たちを怒らそうとしていました。姉は、『そんなことする訳ないでしょっ!』とまんまと乗せられています。
しかし、『みんなに見せる~?旦那にする~?ソフトボール部のみんな~?お前らのお母さんに見せようかぁ~?』と動画をネタに脅してくる彼女。
姉を、『彩、汚ないわぁ~!』と言い寄りました。僕はともかく、かなりの動画を撮影されまくっている姉はどうしてもそうなります。
余程悔しいのか、姉の目に涙が溜まり、堪えきれずにソファーに泣きついてしまうのでした。
『ユウ~?お姉さん泣いてるから、慰めてやりぃ~。大好きなお姉さん、ユウのチンポで慰めてやりぃ~よぉ。』と彼女が僕に言います。
それを聞いた姉はすぐに顔をあげ、『ユウっ!絶対にしたらいかんよっ!』と僕を睨み付けるのです。
そんな二人の女性のやり取りに、どこか呆れていた僕。なんか、いい加減バカらしくもなっていたのです。
僕は立ち上がると、姉に近づきます。ソファーの姉は、『来るなっ!来たら、お前殺すぞっ!』と涙目で僕を睨み付けるのです。
しかし、僕はその姉に覆い被さります。『やめっ!お前、アホかぁ~!!』と叫ばれ、その暴れっぷりは凄まじいものでした。
こんな姉、見たことがありません。それでも腕こど抱き締めると、その手でギュ~と身体を締め付けてあげるのです。
身動きの取れなくなった姉。その姉の顔に、僕の唇が迫ります。『お前、やめっ!お前、狂っとんかぁ~!』と叫ばれました。
僕から顔を背ける姉の顔が、目の前にあります。長年見慣れた顔なので、僕だってイヤです。躊躇もしてしまいます。
それでも、『やるよっ!アイツ、これが見たいんやろ~っ!』と、嫌がる姉の唇と初めてキスをしてしまうのです。
『アホかぁ~!やめっ!やめなよぉ~!』と、更に姉の抵抗は激しくなります。そして、『諦めっ!やったらええんやっ!』と姉に言いました。
彼女を抱えていた腕を離し、姉の首に巻き付けて固定をします。そのまま、強くその唇を奪うのです。
姉の手が、何度も僕の顔を掻きます。髪も引っ張れ、髪の毛が何本も抜かれてしまいます。それでも、僕は姉の唇を奪い続けるのです。
姉の唇が開きました。キスを望んだのではありません。悔しくて涙が溢れ、号泣をし始めたからです。
姉は力が抜け、『もうやめてよぉ~。離してよぉ~。』と言ってただ泣くばかりです。それでも容赦なく、姉にキスを奪い続けるのでした。
そこで、あることを姉に伝えます。きっと、彩香さんには伝わっていない言葉です。
『僕に任せて…。信じて…。』
僕と姉は9歳の年の差があります。なので、常に敵わない存在でした。姉から頼みごともしませんし、僕に頼むこともありません。
そんな仲で、ずっと姉弟をやって来たのです。そんな弟からの『お願い。』、この情況化の中姉を信じて言ってみたのです。
『頼むぅ~!僕を信じてくれぇ~!分かってくれぇ~!姉貴ぃ~!』って思いでした。
すると、『ユウ~?もう、どうなっても知らんよぉ~?あんたが悪いんよぉ~?』と言われ、姉の腕が僕の身体に回りました。
そして、姉は本当のキスを始めるのです。僕の知らない姉がそこにいました。とても上手なキスを返してくれます。
しかし、その唇には抵抗を感じます。当たり前です、キスなどしてはいけない唇なのですから…。
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