かすみさんの唇を奪いながら、僕の手は彼女の乳房を激しく揉んでいました。チラッと覗く腕にはたるみのようなものが見て、彼女の年齢を感じさせます。
昨日の女性とは全く違う身体が気になり、どこか集中出来ない僕もいました。
『身体汚れとるから、お風呂入らせてやぁ~。』といつものような彼女で言われますが、その言葉すら気になるのです。
僕の基準が吉岡さんとなった今では、要はかすみさんはただのおばさんなのです。
彼女はシャワーを浴びに風呂場へ向かいました。僕は追い掛けはせず、全裸のままにリビングで過ごします。
僕は一度立ち上がり、彼女の部屋へと向かいました。扉を開けると、そこには布団が敷いてあり、『今からここで…。』と眺めていたのです。
テーブルの上にあるものを見つけます。それは女性用のファッション誌でした。中身はもちろん、熟女向けの内容です。
ゴミ箱には、包んでいたと思われる本屋の袋が捨ててあり、その本が最近買ったばかりのものだと分かりました。
パラパラとめくると、40代50代の女性が洋服を着込んで、ポーズをとったりしています。これをここで見ていたかすみさんは、どんな心境だったのでしょう。
練習の時にはジャージ。家では何度も見掛ける普段着。きっと、そんなに着るものは持っていないと思われる彼女が、こんな本を買って来ました。
それは、きっと僕のため。あんな男勝りなかすみさんでも、男が出来れば『好かれたい、気に入られない。』とそんな心境にもなるのでしょう。
かすみさんがお風呂から出て来ました。『フルチンでウロウロせんのぉ~!』と僕を見て、呆れています。
それでも雑誌を見せると、『人の勝手に見るなやぁ~!』とどこか、恥ずかしがるのです。
『かすみさん?買い物行こうか?服、買いに行こう!』と彼女に言ってみます。『今から~?めんどくさいわぁ~!』と彼女は答えます。
しかし、『行こうっ!行くで!』と僕が思い切ると、彼女は渋々とついてくることを決めるのです。
車を出したのは僕、僕のミニバンです。彼女を乗せ、某有名スーパーへと車を走らせます。時間は夜7時過ぎ、そんなに余裕はありません。
車内では、
『どんな服があるかなぁ~?』
『いいものないよ、きっと。』
『かすみさんに合うの、あるといいねぇ~。』
『なに着ても、私や似合わんわぁ~!』
『それとさぁ、エッチな下着買ってよぉ~。』
『いらんわ、そんなん!』
『僕が見たいのぉ~!かすみさんが履きたくないのは、どっちでもいいのぉ~。』
『アホかぁ~!そんなの履いてる自分が怖いわぁ~!』
『なあ?かすみさん、昨日なにしてたぁ~?』
『なんもしてないわぁ~!寝てたわぁ!』
『僕で、一人エッチとかしたやろぉ~。』
『何を言ってるんや、こいつは~…。』
『僕、かすみさんのこと思って、一人エッチしたよ。』
『お前は変態かぁ~!私や、ようせんわぁ~。』
『なあ、僕でエッチしたことあるぅ~?』
『あるかぁ~!この、変態っ!』
『マジでないの~?寂しいやん。』
『ないない、絶対にない。』
『そう…。残念…。』
そんなバカな話をしながら、車は某有名スーパーへと着きました。駐車場で車を停め、彼女も降りる準備をします。
その時、『ああ、昨日はエッチしたかもなぁ~。誰かさん、来なかったからなぁ~。』と一人言をいうかすみさんでした。
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