『夜中に起きて、もう一発!』、彼女を抱き締めながら眠った僕でしたが、結局は朝まで起きることはありませんでした。
彩香さんとのセックス、そしてソフトボール部の練習後の県外への旅行、いろいろと疲れてたようです。
閉じられていたカーテンを開くとそこはもう明るく、テレビをつけると7時半を回っています。明るくなった部屋を見渡すと、彼女の赤い濡れたパンティー、そして彼女の愛液が濡らした布団。
二人のセックスの跡が、まだ生々しく残っています。
部屋に日射しが入り、彩香さんが目を覚まします。『ウゥ~ン…。』と言って背伸びをして、そして布団に座り込みました。
しかし、どうも朝は弱いようで、『おはよ…。何時~?』と聞くので、『7時半。』と言って上げますが、もう返事はありません。
ボォ~と座ったまま、身体と脳が起きるのを待っているみたいです。
そんな彼女に、チュッとお目覚めのキスをします。『チュ~するなぁ~…。』と言われ、2回目には『チュ~したらダメぇ~。』と少し目が覚めたようです。
彼女は立ち上がると、シャワーへと消えました。セックスの跡がまだ身体に残っているのです。おかけで、2回目のセックスはお預けとなるのでした。
朝食を済ませた僕たちは、すぐにチェックアウトをし、旅館を出ます。彼女の車に乗り込むと、一路我が町へと向かうのです。
『今日は、彩香さんとどんな一日が…。』と、少し心が躍っていた僕でしたが、実際にはまっすぐに自宅近くまで送られてしまうのです。
『ありがとう楽しかったよ。』、そう言われ、彼女とのキスで僕は車を降りました。あっさりとしたお別れに、少し戸惑います。
しかし、よく考えれば彼女は主婦なのです。守る家があり、旦那さんもいます。僕がしたことは、正しいことではないのです。
家に帰った僕は、部屋で昨日の彼女とのことを思い出しながら、眠りにつくのでした。
目覚めれば、夕方になっていました。母の夕食を食べながらテレビを見て、今日がまだ日曜日だと実感をするのです。昨日一日、いろいろありすぎました。
部屋に戻り、スマホを触っています。彩香さんの電話番号も知らないのに、『掛かってこないかなぁ~?』なんて思ってみたりもします。
今頃は自宅で、旦那さんと子供と一緒に笑ってくつろいでるはずです。そう思うと、やはり僕のモノではない寂しさを感じてしまうのです。
僕は家を出ました。彩香さんのある言葉が何回も僕の頭の中で繰り返されます。『もう、清水さんと会わんとってよぉ~…。』と言ったあの言葉です。
しかし、『見つからなければいいんだ。彩香さんだって、夜は旦那さんと…。』と、自分を正当化していまうのでした。
『ビンポーン!』、彩香さんの影に怯えながらも、僕は監督さんの家に立ちました。扉が開き、彼女が迎え入れてくれます。
『昨日はすいません。』と謝ると、『いいんよぉ、私も用事があったし。』と、せっかくのラブホデートをドタキャンした僕を逆にかばってもくれるのです。
『久美子さん、ご飯は~?』と聞くと、『いま食べた。』と言っています。彼女はテレビに目を向けました。
しかし、次第にお互いの鼓動が伝わり始めるのです。水曜日に初めてのセックスをしてから、金曜日までヤリっばなし。
セックスに狂い始めていた僕たちに、予定外のラブホデートのキャンセル。これは、逆にお互いの身体を更に求める結果となったのです。
監督さんに素早く駆け寄る僕に、彼女は少し警戒をします。しかし、腕で頭を掴まえ、唇を奪います。『ちょっとぉ~!ユウちゃんっ!』と彼女は慌てます。
それでも唇を奪い、『久美子ぉ~…、久美子ぉ~…、』と彼女の名前を呼ぶのです。
次第に彼女の不器用な手が、僕の身体を抱えようとして来ます。彼女も、僕が欲しいのです。
パジャマ姿の監督さん。僕の手がそのパジャマに掛り、強く引くとボタンが一気に2~3つ外れ、小さな乳房が上から覗けました。
彼女は、『乱暴にせんのぉ~!』と僕をなだめようとしますが、僕の手は開いたパジャマの隙間へと入れられ、彼女の乳房に掛けられるのです。
そんな僕の頭の中に、こんな言葉が浮かびます。
『なんだろ?このやっつけ感は…。』
彼女を求めているはずなのに、どこかおざなりな胸への愛撫。仕方なくやっている感があるのです。それは初めての経験、初めての感覚でした。
僕はキスをやめ、すぐにパジャマを彼女の肩から降ろします。本能的に胸を隠す彼女。しかし、その手をとかし、乳房へと顔を突っ込ませます。
僕を支えきれず、監督さんは床へと倒れ込むのです。『ユウちゃん、痛いって!』と言われますが、そのうるさい口も、すぐにキスで黙らせてやります。
僕は彼女の両肩に手を掛け、乳首を吸うことに専念をし始めました。彼女の口からも『ウッ…、クッ…、』と声が出始め、感じ始めているようです。
『久美子ぉ…、久美子ぉ~…、』と彼女に声を掛けている自分。しかし、いつもとは違います。彼女に対しての気持ちが入っていないのです。
『なんだよ~?これはぁ~…。』
しばらく、この変な感覚と僕は戦うことになるのです。結局、彼女への愛情が薄れてしまっているのです。
唇は彼女の乳房の愛撫を繰り返していますが、頭の中ではもっと先のことを考えているのです。それは、もう久美子さんへの挿入。
もっと言えば、彼女の中へと射精をしている自分の姿でした。『射精だけさせてくれればいいだけの道具。』、そんな考えもあるのかも知れません。
これこそが吉岡さんのトラップなのです。彼女の身体に溺れさせられた僕は、55歳の監督さんの身体にどこか満足出来なくなっているのです。
『55歳のブスなおばさん。胸も小さく、身体も張りがなく、オマンコも汚れている。それに比べ、吉岡さんは…。』と、どうしても比較をしてしまうのです。
そんな感覚と戦いながら、監督さんとのセックスは続いていくのでした。
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