遠くには、釣りを楽しむ方の姿も見えていました。彼女は低くなっている岸壁を上り、僕も同じようにそこへ上ります。
そこに小さな鉄の橋が掛かっていて、岸壁を少し降りると窪んだ場所があるのです。僕が先に降り、彼女の手を掴まえてそこへ降ろします。
窪みまで来ると、更に伊祖の香りが漂い、きっと海が満ちれば、ここも海水に浸かるような場所なのです。
僕が先にそこに腰掛けると、日陰と海風で少し寒さも覚えました。彼女も同じなようで、『ここ、少し寒いねぇ。』と言っています。
しかし、彼女はわざわざ僕の膝の上に腰を降ろし、僕に抱っこをさせるのです。正直、不安定です。
それでも彼女は気にすることなく、僕の顔を両手で取ると、唇を奪って来ました。僕は岩に片手を掛けて支えているので、ほとんど動くことが出来ません。彼女にお任せとなるのです。
『ユウっ…、』と名前を呼ばれ、彼女更に深いキスをしてきます。上手なキスでした。すぐに、舌を絡められ、僕も彼女に合わせることだけを考えます。
彼女の腕が僕の頭を抱えて引き寄せると、もう僕達は二人だけの世界に入って行くのです。僕はずっと彼女に顔を埋めているのでした。
その時、彼女の片手が僕の手を取ります。支えていない方の手です。そして、『ユウっ…、触って…、』と自分の胸へと持って行きます。
彼女はジャージのジッパーを下げ、その中へ僕の手を導くのです。僕の手が、彼女の乳房に触れました。
スポーツブラをつけていますが、とても柔らかい乳房です。そして、手をあてたままの僕に、『触って…、私の胸、触って…、』と言って来たのです。
吉岡さんの胸は、顔に似合わず大きめの乳房を持っていました。スポーツブラの上からでも、充分に楽しめるものでした。
しかし、『ブラの中からして…。』と言われ、僕はそのブラをずらすのです。手には更に大きな塊が乗ります。
それを揉み始めると、彼女が少し身を屈めました。『アァ…、』と声を出し、それはとても可愛い声でした。
僕にはいませんが、自分の妹のような幼い、そして男を興奮をさせてくれる声なのです。
彼女が少しのけ反りました。僕も落とさないように、力が入ります。それでも、彼女の頬へと唇を寄せるのです。
彼女の口からは、『ユウ…、ユウ…、好きよ…、』とうわ言のように溢れ、興奮した僕は彼女の首筋に、顔を擦りつけるのでした。
彼女の口からは、『ハァ…、ハハァ…、ハハァ…、』と吐息が漏れ始めています。僕は彼女の胸から手を抜き、半分だけ下げられたジッパーに手を掛けました。
彼女はすぐに、『下げんとってよぉ~…、恥ずかしいよぉ~…、』と悲しそうな声をあげます。
しかし、興奮した僕はそのジッパーを強く下げてしまうのです。
ジャージの前が二つに割れました。片方は垂れ下がり、隠れていた吉岡さんの乳房が現れました。スポーツブラは、上へと押し上げられています。
大きめの乳房には、ピンク色をした乳輪と乳首が見えます。お子さんもいるママさんなのに、とてもきれいな胸です。
僕はその右の乳房を持ち上げ、ピンク色の乳首を口に含みました。すると、『ユウ…、ダメよぉ~…、』と彼女が言います。
それでも食わえた口が、その乳首を舐めに掛かるのです。『ユウ…、やめてぇ…、』と力のない声が彼女からあがっています。
しかし、柔らかなピンク乳首を舌で擦り付けると、すぐに固くなり始めるのです。僕は更に舌を這わせると、それは丸く、巨大化をしていきます。
『ユウ…、ダメだってぇ~…、』と言いますが、段々と『気持ちはいい…、ユウ、舐めてぇ…、』と変わっていくのです。
もう、練習のことなど忘れていました。『吉岡さんを抱きたい。』『このまま、彼女を僕のものにしたい。』、そう考えていたのです。
しかし、そこへ人の声が聞こえて来ました。おじさんの声なので、きっと釣りをしている方がこっちの方まで来てしまったのです。
彼女はジャージの胸元を直し、僕達はそこから動けなくなりました。僕は岸壁に目を移し、釣り人の様子を伺います。
しかし、ここからでは姿が見えないため、うかつには動けません。しばらく様子をみるしかないのです。
練習が始まる1時も迫り、焦り始めます。
その時、吉岡さんが先に動きました。岸壁まで上っていき、その中を覗いたのです。すぐに彼女から、『来て!』と合図がありました。
僕は彼女に近づき、一気に岸壁を上ります。ところが、そこには釣りの準備をしているおじさん二人がいたのです。
もうどうしようもなく、彼女を引き上げるしかありません。岸壁の向こうから、現れた二人。釣り人の方も驚いたと思います。
『どこにおったんやぁ~?』と聞かれ、僕は言葉に詰まりました。しかし、彼女は強かった。
『もぉ~、せっかく隠れて彼氏とエッチしてたのにぃ~。おじさん達にジャマされたぁ~!』
と平然と言ってのけたのです。それには、『おーおー、悪かったのぉ~。ここでやってもええぞー?』とからかわれます。
しかし、『エッチ~。おじさん達の見えんところでするわぁ~。』と言って、場を和ませてから去るのです。
この吉岡さん、どんな時に誰にでも対応してしまえる能力を持っている方なのです。ある意味、男は手玉に取られてしまう、そんな女性なのでした。
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