監督さんは、キスには慣れていませんでした。舌は出してくれましたが、ただそれだけ。目を閉じたまま、突き出している舌を、僕が舐めているだけなのです。
僕は彼女のアゴを持ち、更に顔を上へと向けます。そして、真上から顔を舐め、鼻を舐め、唇を舐めてあげるのです。
彼女は気持ちが悪いのか、くすぐったいのか、『やめてくれ。』という顔にカ変わります。
僕の手が、スポーツブラを上げました。キスをしていた彼女は身体を動かし、『もう、ほんとやめなってぇ~!』と叫びます。しかし、身体は外れません。
監督さんも実感しているはずです。『人間に絡まれるって、なんでこうも自由が効かないのだろう…。』と。
彼女の胸には、小さな山しかありませんでした。半身になっているので、多少胸は寄せられていますが、『貧乳』であることには変わりがありません。
それでも中央に集まった二人の山を、握るようにしながら揉みます。彼女は、『もぉ~!触らんとってよぉ~!』と言っていました。
僕は半身の彼女に上から被さり、足を絡めてロックをしています。唇は彼女の首筋を舐め、手は小さな乳房を揉んでいました。
その状態がしばらく続きました。監督さんも半ば諦め、グッタリとして抵抗をやめたのです。『触るんなら、触れ。』、もうそんな感じです。
この体勢に少し慣れたのか、『こんなおばさんに、そんなことして楽しいか?』と聞いて来たのです。それを聞き、僕の手が止まります
彼女は、『こんなおばさん辱しめて、うれしいか?泣かしてうれしいか?』と言われてしまうのです。
僕は『監督さん、好きやから…。』と言い訳にも取れる言葉で返します。
しかし、『なら、脱がせやぁ~。おばさん、裸にしたらええがぁ~。好きなようにしたらええがぁ~。』と言われます。
気がつきませんでした。僕がやっていることが『強姦。』だということに…。
監督さんを求めて、それが思いの外うまく言っていたので、気になりませんでした。『もう許してくれる、諦めてくれる。』とそればっかりを考えていました。
彼女の気持ちなど、これっぽっちも考えていなかったのです。
僕は、監督さんの身体から降りました。彼女はあげられたブラウスを下げようともせず、その場に寝ています。
僕は『すいません。ごめんなさい。』と、寝たままの彼女に謝りました。それを聞いた彼女は起き上がり、ようやく乱れた服を直します。
そして、『兄ちゃん、若いからいろいろあるわぁ~。けど、こんなおばさんはやめときぃ~。』と言われした。
『けど、好きなんです!』と告げますが、『好きなはずないのっ!気が迷っただけやぁ~!』と一掃されるのでした。
僕は、監督さんの家をあとにします。彼女の身体に触れていた手が、なぜか震えていました。
それからの僕は、ソフトボール部の練習には参加を控えました。『今日は行こう。』と決めていても、やはり監督さんの顔が浮かぶと、足が止まるのです。
そんな時、『最近、来んやんかぁ~!』と姉から電話が掛かって来ました。時間的には、練習前のようです。
姉はすぐに、『ちょっと待ってよぉ~!彩ちゃんに代わってあげるわぁ~。』と言うのです。すぐに、『もしもし~?ユウくん~?』と彼女の声かします。
『ノックしに来てよぉ~!』と吉岡さんからも言われ、更に『彩香からの…、お願いぃ~!』と、明らかに隣にいる姉に言わされているようです。
僕は、『監督さんも来とる?』とその存在を聞いたつもりでした。しかし、吉岡さんは『ああ、私より監督がお好みぃ~?』と言って電話を変わろうとします。
すぐに、『もしもしぃ~!』といつものめんどくさそうな感じで、監督さんが話します。
この前のことを謝ろうとすると、『私、肩が痛いから、はよ来てぇ~。』と言い、周りからも笑い声が聞こえて来るのです。そして…、
『あなたが好きですが、行ってもいいですか?』
と聞くと、『はよおいでやぁ~!』と返事をしてくれるのでした。
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