○月○日
ああ、何度、夢にうなされたことか・・・。妻と佐藤が全裸で絡み合う姿、佐藤のマラで貫かれ絶頂を迎える妻の姿・・・ああ、耐えられない!本当に気が狂いそうだ!家に帰って妻の色っぽくなったカラダのラインを見る度に、今日も佐藤に抱かれて悶え狂ったのではないか、そして妻の唇をみる度に、今日も佐藤の大きなチンポを咥えていたのではないかという妄想が頭を駆け巡る。そんな時、嫉妬で胸がものすごく苦しくなっているのに、なぜか異様な興奮をおぼえ、しまいには股間を硬くしている自分に気づき、無性に情けなくなり、また腹が立つのだ。最近、仕事中にも関わらず、午前10時頃になると、妙に気持ちが落ち着かなくなり、仕事が手につかない。美穂、わかるか?お前が佐藤と密会して抱かれ、狂っている姿が頭から離れなくなるからだよ。今日は、騒動を抑えられず、とうとう自宅に電話してしまった。『美穂、頼む、出てく!』そんな俺の儚い希望は叶わず、結局、お前は電話に出なかった。お前が佐藤に抱かれている妄想はもはや現実のものになり、これまでになく異様な興奮に支配され、もう俺は今日一日、仕事どころではなかった。以前ネットで、女房を寝取られている姿を見て興奮する夫の話を読んだことがあるが、まさか、自分がそういう立場になろうとは・・・。ああ情けない!だが、実際に見てみたい・・・妻が佐藤に抱かれている姿を。そんな思いが日に日に膨れ上がってくる。俺は気が狂ったのか?、それとも変態なのか・・・?おい、誰か助けてくれ!
《妻の回想》私は日記を読みながら、この日のことを思い返していました。夫が電話をかけてきた10時頃、私は間違いなく家にました。なぜなら、この日は佐藤が家に来る日でしたから。おそらく、夫が電話をかけてきた時、私は佐藤と浴室にいて着信に気づかなかったのだと思います。この頃は、だいたい佐藤は10時すこし前にやってきて、まず最初に私と一緒に入浴するのがお決まりになっていました。佐藤が来る日は、夫や娘を送り出すと、ドレッサーの前に座り、念入りにお化粧をした後、食べるかどうか分かりません(実際、佐藤は私とのSEXに没頭して昼食をとることはほとんどありませんでした)が一応、昼食の下ごしらえをして最後にお風呂を沸かすなど、佐藤を迎える準備をするのが佐藤が来る日の私の日課となっていました。佐藤はたとえ玄関の鍵を開けておいても、絶対に自分から家に入ってくることありませんでした。必ず玄関のチャイムが鳴らして、私を呼び出し、ドアを開けさせるのです。そして私が玄関のドアを開けるなり、ドア越しにいきなり私を抱きしめながらキスを求めてきます。私はいつも、そんな二人の姿がご近所に見られるのではないか気が気ではありません。私は唇を奪われながらも、何とか佐藤を玄関の中に誘いこみます。そして、しばらく二人は玄関で互いの唇を貪るような熱く激しいディープキスを交わすのです。その後は、私は佐藤に抱かれながら、そのまま浴室まで連れていかれます。その間に、一枚一枚、服や下着を脱がされていきます。佐藤との逢引きが終わり彼が帰った後、私は玄関から廊下、そして洗面所に脱ぎ捨てられたまま放置されていた自分の衣服や下着を拾い集めるのです。一緒にお風呂に入ると言っても、それは、これから約4、5時間にわたって、家じゅう所構わず、お互いに愛欲の限りに貪りあうSEXの前戯にしか過ぎませんでした。私は佐藤の巧みな性技により、あっという間に、つい2時間ほど前までの妻と母の姿から一人の淫乱な女へ変身させられてしまいます。にも関わらず、ご近所の手前、私は浴室で喘ぎ声をあげることを我慢しなければならないのです。そんなことを10分も続けているだけで私はもう狂いそうになるのです。ですから、浴室を出て二人とも裸のまま2階の夫婦の寝室に移動する頃には、もう私は我慢の限界を超えていました。佐藤はそんな私の気持ちを見透かすかのように、部屋に入るなり無言のままベッドの前に腕を組んで仁王立ちになります。憎らしいほど余裕の表情を浮かべる男の下半身には、すでに逞しく勃起しているペニスが・・・。M女としてさいさん調教されてきた性癖が一気に開花し、私は佐藤の前に跪き、その強直を口に含みます。これから、長い時間、たっぷりと私を感じさせ、官能の世界へと導いてくれる男の分身に愛おしささえ感じながら、私は口だけでご奉仕するのです。このように、最近では私から佐藤を求めることが多くなっていました。いずれにしても、日記に書かれている夫の妄想はまさに現実のことであり、しかも、その舞台が自宅という、これ以上ない背徳行為を行っていたことを私は今さらながら思い返していたのです。
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