冷蔵庫を開け、ミネラル水を出しコップに入れていると、背後に人の気配を感じました。私が振り向くのと、背後から強い力で抱きしめられるが、ほぼ同時だった気がします。「キャー・・・何するんですか!」「奥さん・・・ひと目見た時から・・・気に入ったよ・・・」「えっ?・・・何?・・・」私は腕を振り解こうと、必死でもがきました。「もう止めて・・・離して!」次の瞬間、背後から男は私のうなじに唇を這わせました。「いやあ・・・止めて!・・・これ以上したら・・・大声を出しますよ!」「奥さん・・・出したって何も変わらないよ・・・」男は私の耳元で低く冷たい声で囁きました。「嘘だと思うなら、試しに大声出してみなよ・・・」男は自信たっぷりに囁きました。「万が一、旦那が起きてきたら、面白いことになるぞ・・・」『えっ!それってどういうこと?』私は、てっきり、男は『大声出しても2階のベッドで寝ている夫は熟睡していて起きないから無駄だ』と言っているものと思っていましたが、どうやら男のふてぶてしい態度は、まったくそれとは違うことを意味しているようでした。私は言いようのない不安にかられながら、足をバタつかせて抵抗を続けました。すると、男は私を背後から私を抱きしめたまま、強い力で強引に居間まで引きずっていきました。そして、私はそのままの勢いで居間の床に仰向けに倒されました。瞬間的に下からみた男の目は欲望でギラギラしていました。『犯される・・・』私は改めて自分の立場を自覚しました。「あなた!起きて!・・・助けて・・・」私の叫び声が部屋に空しく響きました。次の瞬間、男が上から襲いかかってきたのです。
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