「いやあ、もうダメ・・・」そんな私の言葉を遮るように彼は私の唇を塞ぎ、同時に息が詰まるほど強く抱きしめてきました。気がつけば私の舌は彼の舌に絡めとられていました。5分以上続いた激しいキス・・・ようやく解放されて彼の顔をみた時、佐藤の口元は、二人が交わした接吻の唾液で濡れ、うっすらと光っているのがわかりました。キスの最中から私の下半身には、逞しさを取り戻した佐藤の熱い剛直が押し付けられていました。『また、こんなに硬くなっている・・・なんて凄いの・・・このままじゃ私、どうにかなっちゃう・・・怖い・・・』その時は、本気でそう思いました。このままでは、私が私でなくなっていくようで・・・。しかし、私の不安を他所に、再び、時計の針は動き出したのです。逞しいオスの本能は、熟れたメスが放つ甘い蜜の匂いを決して逃すことはありませんでした。あっという間に、私の太ももは大きく開かれ、そこに佐藤の下半身が割って入ってきました。ペニスの先端が一瞬、クリトリスに押し付けられました。「ねえ、ちょっと休ませて・・・お願いだから・・・」そう言った瞬間でした。「ああっ!ダメだってば・・・」男の逞しい男根は、グイっと滑り込むかたちで今もって自ら放った精に濡れている淫部の肉襞を易々とこじ開けて入ってきたのです。『ああ、ダメ・・・また入ってきた・・・』そう心の中で叫ぶのと同時に、私の口からは甘い咽びが漏れました。「ああ・・・ああああ・・・」消えかかった快楽の炎が、あっという間に激しく燃え上がり始めました。「もう知らない・・・もう知らないから・・・ああ・・・ああああっ・・・」いつしか私は諦めとも悦びとも判断がつかないような声をあげながら、快楽に身を委ねる淫らな女に落ちていくのでした。まさにそれは、朝まで続く、獣のような交わりの再開でした。
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