その嵐のような快楽のウネリからようやく解放され、我にかえると、やっぱり夫や娘の顔が頭に浮かび、再び深い罪悪感が襲ってきます。『今頃、どうしているだろう・・・あなたゴメンナサイ・・・』そんなことを思いながら、私は上半身を起こしました。うす暗い辺りを見回すと、そこには乱れたシーツ、おおきく足元に追いやられた掛け布団、畳に転がっている5~6個の丸められたティッシュなど、先ほどまでの激しい情交の跡が鮮明に残っていました。そして、しばらくして私が少し離れたところに無造作に脱ぎ捨てられているパンティをとろうと腰を上げた瞬間のことです。私の淫部からはドロっとした白濁が漏れ出し、太ももを伝わって、シーツを汚しました。その量たるや半端ではありません。手で抑えきることができず、私は思わず、その場にしゃがみこんでしまいました。おそらく、3時間に及ぶ性交の中で彼の激しく逞しいペニスは、私の子宮口をいとも簡単にこじ開け、そこへ大量の精を注ぎ込んだのだと思います。まさに、これこそが私の肉体にはっきりと刻まれた彼との情交の証であり、夫に対するこれ以上ない背信行為の跡でした。
「どうした?」ふいに私は背後から声をかけられました。どうやら佐藤がいつの間にか起きたようです。「ううん何でもない・・・」私は振り向かずにそうこたえました。「じゃあ、こっちへこいよ」彼は、私の左腕を掴むと、グイッと引き寄せました。不自然な体制で正座していた私は、あっという間に後ろに倒れこむようなかたちで、佐藤に抱き寄せられてしまいました。
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