案の定、エレベーターを降りた途端、私は廊下の壁にカラダを押し付けられ、強引に唇を奪われてしまいました。それは3分以上続く、息もできないくらい激しい接吻でした。その間、男の膝が私の股を割って間に入り込み、さらに服の上から乳房が揉まれていました。男がようやく私の唇を解放し、それまで絡み合っていた舌が離れた時、唾液が一本の線となって糸を引きました。私の顔は火照り、男の顔をまともに見ることなどできず、恥ずかしさのあまり俯きました。こうして、私は男に抱かれながら部屋に入ったのでした。部屋に入るなり、男は私を求めてきました。「シャワー浴びさせて・・・」そんな私の申し出など受け入れられはずもなく、そのままベッドに押し倒され、衣服を剥ぎ取られ、あっという間に全裸にされてしまいました。そして、男も服を脱ぎ捨てました。私は横目でチラッと男の姿を見ました。全身、色黒の逞しいカラダつき、その中心にすでに大きくそそり立つグロテスクなペニスが見えました。私は思わず目を伏せました。『ああ、どうしよう・・・また、アレで犯されてしまう・・・』そんな私の不安をよそに、男は覆いかぶさってきたのです。ところが、いざ絡みに入ると、男の愛撫は、発情している男とは思えないくらい、入念なものでした。男は首や耳たぶ、乳房から腰、さらには太ももから足の指に至るまで、軽いキスやディープキスを混ぜながら時間をかけてじっくりと私をせめてきました。私は、内心すごく焦りました。それは、今回は一方的に犯されるのではなく、まるで合意の上のSEXのように思えたからです。どうやら夫の言っていたことは本当で、この男の女性経験はかなりのものだったようです。それは女性が悦ぶツボを全て心得た男の卓越したテクニックが物語っていました。『いやだ・・・どうしよう・・・』男の愛撫は、くすぐったさと気持ちよさの間を巧みに行き来しながら、徐々に私の官能に火をつけていったのです。特に、うつ伏せにされ、男の舌が背中を這った時、私には全身を振るわせるような衝撃が走りました。今まで誰にもそんなことをされたことがなかった私、まさか、そんな箇所に自分の性感帯があることなど知りませんでした。まさに、それはゾクゾクっする感覚でした。「ああ・・・」私はカラダを捩りながら、声を漏らしました。それを察した男は背中への愛撫を続けました。しばらくすると、男は舌による背中への愛撫を継続しながら、指を私の秘部へもっていきました。
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