日付が変わってから自宅に帰ったタクミ。
母の美恵子が寝ずにタクミの帰りを待っていた。
「タクミ、ずいぶん遅かったじゃない、いったいどうしたの?」
『ちょっと居残り練習しててさ、、何度もアタックしまくって疲れちゃったから、もう寝るよ』
. . . .
翌週のバレー練習の日。
美香と仁美は先週の出来事などまるで知らぬような態度で練習に励んでいる。練習後、ひとりシャワーを浴びるタクミ。しばらく待ってみても誰もシャワールームに入ってこない。心なしか残念な気持ちでシャワールームを出たタクミは目の前の光景に息を呑んだ。
主婦らが皆、ユニフォーム姿のデカ尻ブルマをタクミの方に向け待っていた。
「コーチ! コッチの練習も全力でお願いしまぁす♪」
終
※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
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