岩下さんは、しばらくうつ向いたままになっていました。僕はと言えば、ローターを手に持ち、彼女が顔を上げるのをひたすら待っています。
しかし、一向に顔を上げてこない彼女にしびれを切らし、『どうする~?』と聞いてみます。その言葉に対しても顔は上がらず、目は窓の方を向きます。
きっと、打開策でも考えているのです。
僕は、これ見よがしにローターをテーブルの上に置き、座っている岩下さんの横を通り過ぎようとします。
彼女も身の危険を感じているのか、僕に合わせて自分の身体を回転させ、決して背後を取らせることはありません。
それでも彼女の身体に手を掛け、強引に背後を取ります。彼女は、『いやぁ~!いやぁ~!』と子供のようになり、両手をバタつかせて抵抗を始めました。
僕は彼女の背中に取り付き、両脇の下から手をねじ込んで再び乳房に手を掛けます。着替えた紫のシャツの胸元に手をあて、僕の胸へと彼女を引き込むのです。
『いや…、いや…、』と口では言っていますが、身体が抵抗をしません。彼女らしい、無抵抗主義が働き始めたのです。
僕の手は、決して大きくはない彼女の乳房を揉んでいました。ブラをしているのが分かりましたが、それ以上に乳房の弾力がないことが気になります。
64歳の乳房とは、こんな感じなのでしょうか。彼女は胸を何度も揉まれているのに、もう諦めたように僕を自由にしてしまうのです。
僕は彼女から手を離し、『シャツ脱ぎ~。』と言い、再びうつ向いた彼女に『身体見せてよ。』と続けます。
しばらくして、岩下さんは床に膝で立ち、紫のシャツに手を掛けます。持たれたシャツは下から上へ持ち上げられ、彼女のお腹から先に現れ始めます。
年齢的にお腹に締まりがなく、余った皮が何層にも連なっていました。更にシャツは上り、白いブラジャーが顔を出します。
最後にシャツは彼女の首を抜け、床にそっと置かれるのです。
64歳のおばさんの上半身を、初めて僕は目にします。決して綺麗な身体ではありませんが、それを見た僕は想像の興奮をしてしまっていました。
ブラはかなり低い位置まで垂れ下がり、胸の谷間と言われる部分は完全に露出をしています。
『ブラジャー取る?』と指示を出すと、岩下さんの手は背中に回り、後ろでとめられたホックを外すのです。
するとブラは緩み、隠していた垂れた乳房が現れました。確かに乳房は垂れています。しかし、水風船のように下部で膨らみを作っているのです。
その風船を持ち上げるように、僕の手は乳房を掴みます。『乳房を揉む。』と言うのであれば、充分な膨らみを持っていました。
何度も上に持ち上げながら、その乳房を揉み、僕の舌は彼女の首筋を舐めていくのです。
いつの頃からか、岩下さんは僕に身を任せていました。後ろの僕に、完全に身体を預けているのです。
僕は胸から片手を離し、その手は尖り気味のアゴを掴みます。
そのまま、グッ~と彼女の顔を後ろに回し、唇を奪いました。何度も唇を重ね、舌は彼女の口の中を探り始めるのです。
首が逆を向いているため、キスが苦しくなった彼女は、身体を半回転させました。おかげで、身体は僕の方を向き、そのまま細い身体を腕に抱えます。
僕の唇は彼女と重なったまま、手は今度は正面から乳房を揉み始めます。
しかし、高齢の女性としているキスの方が優先となった僕は、彼女の身体をゆっくりと床に下し、そのまま上から覆い被さって行くのです。
※元投稿はこちら >>