深夜12時半前。とても静かなこの和室では、『ハァ~…、ハァ~…、ハァ~…、』と言う僕の声だけが響いていました。
手コキを始めた先生には届かないのに、なぜか片手を僕は延ばしています。触れたいのか、やめてほしいのか、もうそれさえも分かりません。
シゴしている彼女の手が濡れているのは、僕のチンポの先から出ている汁のせいでしょう。それが、彼女の手の滑りを良くしているのです。
彼女に向けて延ばしていた手は、今度は僕の顔の上へと置かれ、そして視界を消してしまいます。それを見た先生は『つらい~?』と聞いて来ました。
手が涙を隠しているように置かれていることに気づき、僕は首を振って『大丈夫…。』と答えるのです。そして、『久美子、好き…。』と言ってしまいます。
もう自分が自分ではありません。なぜか、『好き…、好き…、好き……、』と連呼をしてしまいます。催眠術でも掛けられたように、彼女が大好きなのです。
その言葉に先生が答えました。ガマン汁が全体的に塗られてしまった僕の汚ないチンポを、彼女の口が飲み込んで行きます。
口いっぱいに入れられたチンポは、すぼめた彼女の唇に擦られながら、吐き出されるのです。チンポからガマン汁は拭き取られていました。
しかし、今度は彼女の唾液にまみれています。先生は、一度横から歯で噛むような仕草を見せ、そしてまたまた口へと収めます。
もう、今は僕ではなく、彼女のモノなのです。
先生のフェラチオが始まりました。含んだ口の中では、僕のチンポは彼女の舌によって、ペロペロと愛撫を受けています。
イヤらしい舌が、亀頭を舐め続けているのです。舐め
れる度に、『ウグッ!…、ウゥ!…、』と僕は声を上げてしまうのでした。
先生の口から、チンポが抜かれました。ずっと耐えてたため、満足に呼吸の出来てなかった僕は、急いで呼吸を始めます。
先生の顔を見ることは出来ませんが、きっと彼女もそれを待ってくれているのだと感じます。
少し落ち着きました。ようやく彼女に目を向けます。予想通り、先生はチンポを握ったまま、僕の顔色を伺っていました。
その顔は、どこか心配をしてくれています。そして、『ほんと、大丈夫ぅ~?』と普通に聞いて来ました。
その聞き方があまりにも普通で、僕は我に返るのです。あんなに意地を張っていた自分が恥ずかしく思えます。
先生は普通に、ただ普通にフェラチオをしてくれていただけなのに、別の世界に行ってしまっていた僕は、なぜか虚勢を張ってしまっていたのです。
僕は、力の抜けそうな身体を起こし始めました。それを見た先生はいたずらにまた手コキを始めますが、それを振り切り、彼女を抱き締めます。
そして、『久美子っ!好きっ!ほんと、好きっ!』と彼女に言ってしまうのです。なぜかは分かりません。ただ、とても大事な人だと思えて仕方がないのです。
先生の手も僕の身体に回り、『ありがとう。』と抱き締めてくれました。
『けど、急にどうしたのぉ~?』と聞かれます。その声は、いつもと変わらない先生です。僕はそれを確かめたかったのだと思います。
彼女にずっと手を延ばしていたのは、きっと彼女を遠くに感じてしまったから。『僕の知っている先生じゃない。』と寂しくなり、追い掛けたのです。
少しの間だけ、彼女を抱き締めさせてもらっていました。僕は、ここでリセットをさせてもらうのです。
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