僕の腕には、先生の頭が乗っていました。彼女は僕に腕を回し、抱きついたまま、本当の寝息をかいています。
僕はたまに彼女の頭を押さえて、自分の方へと寄せていました。僕はこの人が本当に好きなようで、その髪に口をつけるのです。
先生の身体からは、自然と彼女の身体から出る匂い、先生の息の匂い、お風呂のソープの匂いといろんな匂いがしています。
その匂いを嗅いだせいなのか、射精をしたはずの股間が徐々に膨らみ始めて来ます。
先生に気づかれないように腰を下げ、慣れない手つきながら、なんとか彼女を寝させてあげるのです。そして、僕もいつしか眠りにつくのでした。
目が覚めました。目の前には先生はが眠っていて、少し驚きます。普段目が覚めて見えるのは、部屋の本棚か、天井の壁紙だからです。
僕は、身体に熱さを感じます。先生をずっと抱いていたのか、彼女の体温で自分の体温も上がっているのです。
それでも先生を起こさない程度に、彼女を抱きしめます。心配していた股間は、元に戻ったようです。
お昼ゴハンを食べてないせいか、時間がわかりません。カーテンの光が明るいので、きっと3時4時だと思われます。
父の帰りは、だいたい7時30分。決戦の時は近いです。
『ウゥ~ン…、』、ようやく先生が声をあげました。眠りは浅く、そろそろ目を覚ますかも知れません。
僕は抱きしめるのをやめ、少し彼女との距離をとり、先生の顔の前ににらめっこをするように、自分の顔を向けるのです。
先生はまだ眠っています。ノーメイクで、これだけ普段と変わらないのですから、やはり先生は若くて美人なのです。
それでもその顔を凝視をすると、63歳という年齢も感じます。どうしてもまぶたと眉間辺りの小ジワは、ウソをつけません。
乾いた唇も、やはり60代のおばさんです。若く見えるのは、やはり彼女の顔が全体的にちゃんとまとまっているからなのです。
先生のまぶたが揺れました。そして、すぐに閉じていた目が開きます。開いた目は、にらめっこをしている僕の顔に気がつきます。
寝起きの先生も、僕がずっと寝顔を見ていたことが分かったのでしょう。『もぉ~。』と言って、僕から離れるのです。
先生の身体は180度回転して、僕に背を向けました。『起きた?』と聞くと、少し時間を置いて『起きた…。』と返ってきました。
僕は先生の肩に手を掛け、こちらに引き戻します。先生の身体は、マイナス90度戻り天井を見上げるのです。
僕はベッドに肘をつき、先生の顔を覗き込みます。先生の顔が『なによ?』という顔をしたので、『先生、やっばりキレイやなぁ~。』と言ってみます。
予想もしていなかったのか、先生は少し照れてしまい、『なにを言ってるのよ~。恥ずかしいやろ~。』と呆れ顔になるのです。
僕は、乾いた唇にキスをします。潤っていたはずのさっきの唇とは違っていて、コレじゃない感を覚えたりします。
それでも先生に乗り上げ、唇を奪いながら、その乾いた唇を潤していくのでした。
自分でも、いつスイッチが入ったのかはわかりません。軽いはずのキスのつもりが、本気のキスへと変わるのです。
寝起きの先生はそれに気がつき、慌てました。軽く唇で遊ばせていたはずの男が、突然本気モードになってしまったからです。
『ちょっとっ。タケ君、やめよっ…。』、先生が僕に言います。しかし、僕の手は先生の頭を掴み、唇を押し付けて来ます。
『ちょっとぉ~。』と言いながら、先生は身体をずらそうとしますが、僕の体重と被せている布団がジャマをして、うまく動くことが出来ません。
先生の身体に体重を掛けた僕は、彼女の肩に手を掛け、グリーンのブラジャーのブラ紐をその肩から降ろします。先生は『タケ君~…、タケ君~…、』と声を掛けてくれますが、僕に冷静さが戻りません。
先生のブラ紐は肩から落ち、それはすぐに先生の胸から外されました。現れた白い乳房に顔を寄せ、乳首を噛み締めるのです。
勃起をした股間は、先生は白い肌に押し付けられ、本能なのか擦り付けているのです。
先生はここで諦めました。こうなった男は、もうなかなか収まらないことを彼女は知っているからです。
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