やっぱり
頭の中には、その言葉しか浮かばなかった。
やっぱり、、、私はそうゆう女なんだ、、、
学生時代のことは、本当に後悔している。
初恋の人と離れたくなかったが、幼馴染とゆう関係を意識してしまい言えなかった。
高校に入ってから通学の関係で家を出る時間まで違ってしまい、顔を見れないまま1週間たつなんて事もあった。
あんなに好きだったのに、、、だからわざと玄関の扉が開く音を聞いてから家を出たのに、、、
高校で知り合った友達に言われた。
「忘れなよ、それが貴女のためだよ」
そうかもしれない、、、そう思ってしまった。
1年後、その子が「売春斡旋で稼いでる」て噂を聞くまで、、、「これが貴女のためだよ、、、だって辛いでしょ?」の言葉に振り回されて過ごした。
気づきた後は「今更、後戻りできると思ってんの?アンタが何人のジジイにマタ開いたか、言いふらしてあげようか?」と言われた。
私はダメだ
私はやっぱりダメだ
アイツは、初めての打ち合わせの時からいやらしかった。
私のブラウスの胸元を見つめながら笑った。
わざと応接室のソファーに座らせ、スカートの中を覗いてきた。
毎月のように接待を強要し、断ると嫌がらせのような要求を私の上司にした。
飲みながら私のお尻を触り、ウッカリと笑いながら胸に指を突きつけた。
、、、私が学生時代に相手した男達と同じように、そうした
初めての時は痛かった。
けれど何回目かに、私は快楽を感じた。
快楽を感じ始めると苦痛が減った。
、、、自分から受け入れた時もある。
「あの人と付き合えないから」
そんな言い訳を思いついた後は、何人もと、受け入れて行為をした。
自暴自棄だったかもしれない。
「明日も呼びたい」と言われて応えた人も、何人もいる。
「アンタ、自分で気づいてないの?」
私をそそのかした、友達だと思っていた女に怒った時、言い返されて否定できなかった。
アンタ、自分のコトを過剰評価してる
やってる事が売春って、ホントに気づいてないの?
だったらバカ
いったい何人のオヤジに抱かれて精液飲んだの?
言い返せずにいる私を、勝ち誇ったような笑みで見下ろし、腕を組みながら言われた一言。
「わかんないの?アンタ、淫乱で変態って、、、アンタがケー番教えて自分で応えてるリピーター、誰もやらない変態ばっかだよ?」
そして「あんた、マゾだしね!、、、優しいサラリーマンより変態な中年ばっかケー番教えるしね」とゆう言葉でとどめを刺した。
私はダメだ
私はやっぱりダメ
カバンの中に、コンドームの袋が入っているのを見て、あの日の自分の思いが蘇った。
昨日は私しかいなかった。
予定は4人での飲み会だったが、店に行くとあの男しかいなかった、、、、そして、コンドームの袋が私の鞄に入っていた、、、
体が震えた。
旦那の、、、愛しくて、大好きで、、、初恋の相手の顔など見えなかった。
体を調べても、なんの形跡もない、、、、けれど目の前にコンドームの袋があった、、、、
頭にあったのは、「こんな状態でこの人の前に立てない」だけ。
そして、酔う前に言われた「明日はちゃんと打ち合わせせんとな」と、久し振りに私が来たことにご満悦な男の笑顔だった。
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