お互いに飽くことなく秘密の関係は続いた。時々、志乃の手帳のSEXの記録を見たくなった。
再会し復活してから丸2年も過ぎた頃・・。
志乃が
「ちょっと色々あって、しばらく会えないかもしれない。」
「どうかしたの?」
「学校の事とか・・色々重なってて。」
歯切れが悪く、何か隠してる感じがした。
「平日の夕方は?」
「短い時間なら・・。」
何かノリが悪いというか、積極的ではない。
週に1~2回、平日の夕方車中での密会が続いた。短い逢瀬でも、車中で抱き合った。
ある時、志乃が
「急なんだけど、明日か明後日、日中会えない?」
「仕事は?」
「私、休むから。ダメ?・・ダメだよね。」
何か切羽詰まったような志乃の様子に不安を覚えた。俺はちょっと考えて
「明後日はどお?10時位。」
「うん。分かった。」
朝のミーティングが終わると、初めて仕事をサボって待ち合わせ場所へ急いだ。運転しながら、不安がよぎる。
久しぶりに志乃とラブホに入ると、志乃は激しかった。午前中、おま〇こに放出し、フェラでも志乃の口に放出、飲んでもらった。
お昼は志乃の手作りの弁当。食べ終わって、志乃が口を開いた。
「もう会えない。バレたの。」
旦那は、彼女が空気のような存在で、大切なのに忘れてた、と。彼女をずっと放っておいた事を謝られた、と。
俺はうろたえた。色々聞き出そうとしたが、志乃はそれ以上答えない。もう志乃の中では心は決まってるんだ、と思った。俺は何も出来なかった。
夕方までの数時間。これが最後と激しく抱き合った。アナルに突き刺し、おま〇こを突き立て、膣奥に射精した。志乃も激しく悶え喘ぎ声をあげ何度もイッた。
帰る時間が迫っていた。志乃は
「もし出来てたら、私・・産むね。」
「えっ?飲んでたんじゃないの?」
「気づかれたかもしれない、って思ったから、捨てちゃったの。だって、夫とはしてないのに持ってるの、変でしょ?」
「血液型とかは?」
「雅樹と同じだから。」
そこまで話すと、志乃が涙をこぼした。もう一度抱き合い、唇を重ねた。
志乃をいつもの待ち合わせ場所まで送り、志乃を見た最後になりました。
まさに砂上の楼閣。あっけなく終わってしまいました。
後になって、彼女が妊娠を理由に会社も辞めた事を知りました。
「俺の子・・」
もしあの時出来たのなら・・。ホントに大丈夫なのか?。偽装する為に旦那に抱かれている想像したら、それも切なかった。
電話してみたが、もうその番号は使われてなかった。
志乃が上手く振舞っていたのかもしれないが、目の前にいる女房のおま〇こはツルツルに剃られ、中にはまだ俺の精液が残ってる、なんて事もあったと思う。何度も外泊があったワケだし、土曜日も仕事と称していつも家にはいない。冷静に考えれば、いつバレてもおかしくなかった。いつ疑いを持たれても仕方なかった。ここまでよくこの関係が続いたな、とも思った。まさに、放っておいたから気づかなかった、という事なんだろう。
足かけ6年以上。その間、愛を語り合った事はないし、もちろん甘い言葉をかけた事もない。こう言うのも変だけど、胸が大きいとかおま〇こが名器だとか、志乃が特に性的に魅力的だったわけでもない。
それでも志乃から離れられなかった。
最初は火遊びのつもりだった。決して手を出してはいけないのに俺の腕の中で抱かれ喘いでいるという満足感・優越感でした。
それがいつからか、俺も志乃と過ごす時間を期待し望むようになっていた。
ラブホの密室で、2人だけの秘密は、共有した時間と共に大きくなっていった。2人で過ごした濃密な時間は、もう無かった事には出来なくなっていました。
どんな関係と言えば・・不倫関係あるいは体だけの関係、としか言いようがない。世間的には不貞行為でも、会ってSEXする事が当たり前で、不倫という感覚は無くなっていた。一緒にいて気持ちのいい相手と時間を共に過ごしている。多分もう麻痺していたと思う。ある意味、こういう終わり方しか無かったのかもしれません。修羅場にならなかっただけマシだったのかもしれない。
志乃は俺には詳しい事は何も語らずに旦那に戻った。俺には負担をかけさせない為の決断なんだ、と志乃の最後の優しさとして受け取った。
心惜しい。ただヤリたい盛りだった俺が、志乃に色んな経験とSEXを教えてもらった。
ただ、分からないのは、6才も年下の26の若造に、どんな気持ちで抱かれていたのか。恥ずかしいイタズラもされて、どうしてあんなにカラダを許してくれたのか。
不倫相手と会う時、特にSEXの時に、彼女達を名前を呼び捨てするのは、志乃が始まりだったのは確か。
不倫相手に生ハメや中出しに抵抗がないのも、間違いなく志乃の影響だと思う。
今でも、あの女優をテレビで見ると、志乃を思い出す。
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