磯山とのプレイはある日突然に終了した。というのは磯山の別居中の妻が家に戻って
きたからだった。健二も飽きてきた頃だったので、博美に別の相手をもちかけた。
それはネットの掲示板で募集に応じてきた岩川という23歳の男だった。まだ童貞だという
岩川は交際中の彼女はいるがセックスを拒否されているのだそうだ。ルックスはごく普通の
顔だったが、大学でラグビーをしていて、写真で見る限りがっしりした体格だった。
博美はメールで送られてきた写真を見て
「いいんじゃない」
と一言で承諾した。そこで公園で待ち合わせ健二の車で3人でラブホに入ることにした。
移動中の車の中で岩川は緊張している様子だった。
「仕事してるんだっけ」
健二の質問に
「まだ学生です、来年卒業ですけど、親が家業継げて言ってて」
岩川の家は寝具店らしい。
「奥さん美人すね、ほんとに俺でいいんですか?」
博美は笑って喜んでいた。博美の笑顔で緊張が解けたのか
岩山は付き合っている彼女のことを話し出した。
時々デートもするらしいがキスもさせないそうだ。
それよりも岩山が欲望に耐え切れず変なことを言ったりしたり
してしまうのだそうだ。
「今日は奥さんに教えてもらうつもりで来ました」
岩川はそんなことまで言い出す始末だった。
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