それからタイミングを上手く見計らい、程度に親子を交代し、佐藤は性欲の捌け口にしていた。それは女も同様??に。
また、同時に親子ともども佐藤のデカマラの虜に。
裕子はアラフォーなりに、女としての喜びを完全に開花させ貪欲にすらなり、娘は元カレの自己満sexから、愛されるsexの喜びを知り、また女として目覚めた。
しかし、そんなある日、仕事の都合で3ヶ月ほどの出張になった。
(出張。。。3ヶ月。。。どうすりゃいいのか。こんなことありえるか。。。最高の女2人を3ヶ月我慢しろってか。会社も酷だよな。「佐藤君は独身だから。。。」って。まあ、仕事だからやむを得ず。。かぁ。お婆さんにも裕子にも、綾にも言わないとな。。。裕子だけに言うわけにも。綾だけにも。お婆さんに言っても。。。)
そして、しばらくが経ち、ある夕食時に。。。
「じ、実は。。。みんなに報告がありまして。」
「お兄ちゃん、何だい何だい突然??まさか、結婚するとかかい?」
「え?え?どうかしたの?」
「佐藤さん??何なの?突然。」
お婆さんは2人、いや3人の関係を知るわけでもなく、普通に結婚とか言ったものの、男と女の関係になっている裕子と綾は、まさか私との事をカミングアウトするのではと、気が気ではなく。。。
「実は、出張でしばらくここを離れなくてはいけなくなって。ま、3ヶ月だけの予定なんで直ぐに帰ってこれるとは思うんだけど。。。」
「お兄ちゃん!3ヶ月ねえ。まあ男は仕事が一番だから仕方ないねえ。3ヶ月したら、また会えるわけだし。出張終わったら出世かい?ハハハッ。」
「まさか、出世だなんて。独身だから、会社も都合が良かったみたいで。」
「佐藤さん?本当?本当なの?」
「は、はい。。。」
裕子が心配からか、寂しさからか問いただしてきた。
「えー!佐藤さんいなくなるの??3ヶ月も??」
「綾ちゃん、本当なんだ。しばらくの間だけね。」
裕子と綾は、何で私に真っ先に言ってくれなかったのかと、お互いが感じているのが、佐藤にはひしひしと伝わっていたが、まさか親子共々と関係があるのを言うわけにも。。。
そして、親子共にリビングに二人きりになったタイミングで小声で、
「嘘でしょ?何で一番に私に言ってくれなかったの??ねえ?答えて。本当に3ヶ月だけ??」
とニュアンスは違うものの似たような質問を。
もちろん佐藤も嘘を言っている訳でもなく、泣きたいのは佐藤本人であったのだか、若い綾は涙を流した。。。
「綾、佐藤さんも仕事だから仕方ないわよ。せっかく親しくなれたけど、3ヶ月したら帰ってこれますよね?」
「でも。。。おばあちゃんもお母さんも寂しくないの??」
「綾。寂しいにきまってんだろ。でも男は仕事が第一なんだよ。あんたも将来結婚したら、それくらい理解しないと別れちまうよ。ここは、頑張ってって言えばいいんだよ。」
「で、でも。。。」
綾は涙を手で拭いながら無言に。
「綾ちゃん、3ヶ月だし。こんな俺のために泣いてくれて。嬉しいよ。ありがとう。」
「佐藤さん。。。本当にいい人。いい人すぎる。。。バカなくらい。。。」
さすがに裕子は大人なだけに、綾まで取り乱すこともなく冷静にと思って気丈に振る舞うも心中は穏やかではなかった。
「佐藤さん。。。頑張ってきてくださいね。で、いつから??」
「来月の頭には。」
「え?もう一週間しかないじゃない。」
「お兄ちゃん、もっと早く言わないとさぁ。送別会みたいなのも。裕子、出発前に宴会開くよ。綾も協力してさ。とりあえずの送別会。頼んだよ。お兄ちゃんの都合のいい日を見繕って。」
「うん。じゃ佐藤さんの都合のいい日に送別会を。」
「は、はい。ありがとうございます。じゃ、今日はこれで。何かしらけさせてはしまったみたいですみません。」
「何言ってんだよ。仕事だからさ。ギリギリまで言わなかったのは、お兄ちゃんも言いにくかったんだろうしさ。二人ともその辺は察してあげないと。」
綾は、ソファに座り込み凹みまくり佐藤の帰るのを黙ってみていたが、裕子は玄関まで見送りに。。。
「佐藤さん。。。3ヶ月だけよね?」
「ああ。とりあえずだけ。」
「出発までに二人で会えるよね?」
「もちろんだよ。裕子さん。」
「。。。また連絡して。私からもするし。」
「う、うん。おやすみ。」
「おやすみ。気をつけて。。。」
(あああ。こんないい女2人を3ヶ月手放すなんてよ。ツイてないわ。ま、出発までに2人を身体に焼き付けて、空っぽになるまで抜いておくとするか。)
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