そして、それからもパチンコ屋で佐藤とお婆さんの関係は続き、実の息子のように、どんどんと接近していった。
買い物へ一緒に行ったり、部屋の電灯の交換をしたりと、身の回りの世話まで。
そんなある日のこと、夕食をお婆さんの家で取ることになった。
「いつもありがとうね。ゆっくりしていきな。今日も暑いわねぇ。」
「いやいや、こちらこそ。いつもありがとうございます。クーラーも効いてていい感じですよ。今日は私も差し入れを」
と買ってきたワインを裕子に渡した。
今日の裕子は正に部屋着のピチピチのTシャツに、かなり短めのパンツ?のような格好。
(今日は真っ白な太ももまで。。。しかし色白だわ。血管が青く浮き出てる。確かに細くはないが、あのムチムチ感がたまらないな。それにピチピチのTシャツ。胸が飛び出てヤバいヤバい。ひょっとしたら、わざと俺が来るのを見越して??考えすぎか。ま、目の保養目の保養。)
「裕子さん、取り敢えず冷蔵庫にお願いします。」
「は、はい。差し入れまで。。。ワインですか??私ワイン大好きなんで。しかも白ですね。夏は白ワイン最高ですよね。ありがとうございます。」
(あの日のこと、聞いてみようかしら。でも、何て聞けば。。。聞くのもおかしいし、聞いたところで。。。かな。でもこの佐藤さんがうちでイヤらしいことを独りでなんて。。。)
前回同様、4人でテーブルを囲み食事を始めた。
「乾杯ー!てか、お母さん、今日の服装あまりにも部屋着すぎない??」
「本当よ。綾の言う通りじゃない。お客さんが来るってのに。そんなボロ雑巾みたいなのを。腹まではみ出てるしさ。」
「そんなことないですよ、裕子さん。美人だから、何着てもお似合いです。」
「そ、そう。。。着替えてこようかしら。」
「もう、いいよ。誰も見てやいないから。」
「もう!おばあちゃんたら。」
佐藤が持ってきたワインも3本とも空けかけたとき、テレビに緊急放送が。
特別警報が、この地域一体に。
「凄い雨。風も。佐藤さん帰れないじゃない?」
と孫娘の綾が言った。
「ほんと、凄い雨ね。いつ止むかわからないよね。」
「ああ。お腹いっぱい。私はお風呂は明日入るから、もう床につくわ。お兄ちゃん、ゆっくりしてって。帰れないなら今日は泊まっていきなさい。事故でもしたら、どうしようもないから。今日は命令だよ。泊まってきなさい。裕子、綾、お兄ちゃんの布団用意したげてよ。」
「泊まりなさい。って命令ですか?」
「お婆ちゃんの命令は絶対!でしょ?佐藤さん。ハハッ。布団はお母さんお願いね。」
「ああ。確かに。お婆さんの言うことはね。布団は、いりませんから。ここで雑魚寝で大丈夫ですから。」
「じゃ、佐藤さん泊まり決定!ゆっくりしてって。私、もう無理。お母さん片付け、用意よろしくー!佐藤さんおやすみー!」
「綾!片付け手伝ってよ。用意も。私ももうフラフラなのに。」
「無理ー!もう無理ー!。もどしそうなくらい。おやすみー!」
綾はそう言いながら、さっさと部屋へ戻り、お婆さんも部屋へ。
「裕子さん。今日は片付け私がやっておきますから、休んでください。」
「いいですよ。大丈夫ですから。お布団も用意しなきゃ。」
裕子は、そうはいうものの、足元ももたつきつまづきそうに。
佐藤はさっと肩を貸し、フラつく裕子を捕まえた。
「ご、ごめんなさい。私も。もう。。お布団。。。用意。。。」
「大丈夫ですから。裕子さんの部屋まで行きましょう。」
「で、でも。。。」
「僕は適当にしますから。さあ。」
「ごめんなさい。ワイン飲みすぎたみたいで。。。目が回って。。。」
「いいからいいから。気にしなくて。」
肩を貸した裕子の胸が男の胸に密着し、片方の手で裕子の脇から胸あたりを掴んだ。
(爆乳。当たってる。掴んでる。こんな胸。。。初めて。。。この肉感。これはチャンス。取り敢えず今日は裕子を何とか。。。娘を落とすのは難しそうだしな。。。)
「裕子さんの部屋はどちらで??」
「わ、私の部屋は一階のお風呂場の手前の。。。」
「お風呂場の。。。手前の。。。あっ、ここですね。」
「は、はい。。」
扉を開け、電気を点けるとシンプルな片付いた部屋が目に入り込んだ。ベッドの上の布団を捲りに横にさせた。
その瞬間、寝息を立て始めた裕子。
(も、もう寝た??秒殺??さぁ、これからどうするかだな。裕子が熟睡したら。。。)
とりあえずリビングに戻り、タバコに火をつけ一服を。
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