和也のYシャツのボタンが全て外され前がはだける。学生時代に運動部で鍛えた厚みのある胸板が女狐の前に晒された。
「あら、若天狗さん、いい体ばしとうとねぇ」
女狐はそう言って、和也の胸元にそっと口づけをした。
真っ赤な口紅の跡が残る。
『お、奥さん、、、』
「奥さんなんて呼ばねぇでけろ、、今は天狗さんだけのもんだから、、」
狐の面に切れ長に開いた目元から色っぽい瞳が見える。
女狐は天狗の面に顔を近づけるとその厳つい鼻先を男根に見立てて舐めだした。チロチロと鼻の先端を舌先で焦らすように舐めていたかと思えば、上向きに反った真っ赤な鼻を深く咥え込み、ペチャペチャと音をたてながら下品にしゃぶりはじめた。
まさに和也の目と鼻の先で女狐による擬似フェラが繰り広げられている。
和也はそれを間近で見せつけられているうちに、股間がジンジンと熱くなるのを感じた。
女狐はそれを察したかのように、天狗鼻をしゃぶり続けながらも彼のベルトを器用に外し、ズボンとパンツをまとめて剥ぎ取った。
それまでズボンの中に押し込まれていた男根が解放され天を仰ぐように上を向く。
「あれまぁ、、こっちの天狗さんも立派じゃわぁ、、」
女狐が和也の男根の立ち具合を確認すると、うっとりとした声で感嘆した。
女狐は天狗の鼻をしゃぶるのを止め、その頭を和也の股間へと埋めた。
擬似ではない、彼の本物の男根に女狐の舌が絡みつく。
『おぁっ、、あぁっ、、』
鼻しゃぶりと同じようにはじめはゆっくりと、次第に音を立てて男根をしゃぶっている。先程にも増してジュッポジュッポと卑猥な音を立てている。
「んはぁ、どうでっしゃろ、、天狗さん、、気持ちよかですかぇ?」
『あぁ、はぃ、、すごく、、いいです』
和也は女狐の熟練した口淫に身が蕩けそうになっていた。あまりの快感に気づけば女狐の頭に手を置き、その上下運動を手伝っていた。
「んぐぅ、、天狗さん、、苦ひぃわ、、うんぐ、、」
つい手に力が入り彼の男根が女狐の喉奥を突く。苦しさから女狐が顔をあげた。
「はぁはぁ、、天狗さんも好きもんですねぇ、、」
女狐はヌメりのある唾液を手で拭うと、上体を起こして正座し、和也の腰を自分の太ももの上に乗せ引き寄せた。
「天狗さん、、紅葉合わせっちゅうのは知っとりますか?」
『え? もみじ何ですって?』
戸惑う和也であったが、それが何かはすぐに分かった。
つづく
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