おばさんの部屋の薄い窓ガラスが、ガタガタと音を立てています。外は、いよいよ台風の暴風圏へと入ったようです。
しかし、部屋の中の僕達にはそんなことなど関係ありません。小さな布団からはすでに落ち、床に転がりながらも、お互いの身体をむさぼるのです。
『美和子さん…、美和子さん…、』と彼女の名を呼び、僕は腰を振ります。彼女の『気持ちいい~…、気持ちいい~…、』と喘ぐ声に、興奮は収まりません。
きっと、初めて本当のセックスをしていたのです。単なる快楽を求めるだけのものではなく、お互いの肌に触れながら、気持ちを確かめ合っています。
体位などもう関係なく、固まれば僕のモノが彼女の中に入り、それで感じ合えたのです。
正常位になり、僕はおばさんの身体に倒れ込みます。目の前に見えたのは、彼女の首筋でした。ためらうこともなく唇が這い、舌が舐めてしまいます。
目の前に見える彼女の身体を、脳が『これは舐めるもの。』と勝手に判断をするのでした。
『美和子さん…好き…、美和子さん…好き…、』と言い、唾液で汚してしまうほど、彼女の首筋は濡れていくのです。
チンポを入れられ、首筋を舐められ、乳房を掴まれた美和子さん。『アァ~ン!…、アァ~ン!…、』と、嫌でも喘ぎ声が出てしまいます。
そしてついに、『加藤くん…好きよ…、』と呟いたのです。身体を起こし、思わず彼女の顔を見てしまいました。目には涙が溜まっています。
50歳のおばさんが、『息子のお友達』である僕にそれを言うには、とても勇気が必要でした。それが、あの涙を溢れさせてしまったのです。
おばさんの涙を見せられ、それに答えるには、やはり彼女の唇しか僕には思いつきません。唇を奪い、気持ちを汲み取ってあげるのです。
それは、すぐに伝わって来ました。僕の頭に手を回し、彼女の方からグイグイと重ね合わせて来るのでした。
唾液は溢れました。しかし、それを拭き取ろうともせず、重ねることだけに没頭します。もう何をしても満足などしないのです。
僕のチンポは、彼女の身体に叩き付けられます。もう、何百回同じ動作が繰り返されたのかも分かりません。
それでも、自分の股間には常に神経を集中させています。その時が来れば、彼女の上半身に向けて放つのですから。
しかし、『出してもいいよ…。』と彼女が呟きました。聞き逃してしまいそうなほどに、とても小さな声です。
彼女に『中に出しもいいの?』と聞くと、言った自分に恥ずかしくなったのか、彼女は苦い顔に変わります。聞き返して欲しくはなかったようです。
『おばちゃん、大丈夫な日だから…。』と言われました。本当に今日が安全日なのかは、分かりません。
しかし、今日の気持ちの伝わりあった二人のセックスならば、彼女がそう決断したのも分からなくはありません。それほど、濃厚な時間になっていたのです。
僕は初めての中出し射精に焦り、状況に流されて思わず言ってしまった彼女にも焦りが見えます。しかし、お互いに出した答えに、迷いはありません。
『そのかわり~!おばちゃんを、ちゃんと逝かせてよぉー!』と彼女は最後に笑顔を作りました。これが彼女のセックスなのです。
『美和子さん…、美和子さん…、好き…、』、そう呟きながら、僕はフィニッシュに向けて腰を振ります。
彼女も『気持ちいい~!…、気持ちいい~!…、』とそれに答えてくれています。
そして、『ごめん~!おばちゃん、逝くぅー!逝くぅー!』と彼女が叫び始めるのです。それを聞き、僕も一気に射精感が速まるのでした。
床はガタガタと音を立てて揺れ、僕の身体が彼女の身体を激しく揺らします。『逝きぃー、おばちゃんの中で逝きぃー、』と言われ、その体勢に入りました。
更に美和子さんの身体はガタガタと揺れ、僕の手の中で一つの物体となるのです。
『もうダメぇー!もう逝ってぇ~!お願い、もう逝ってぇ~!』と美和子さんが最後の喘ぎを見せました。
僕も『逝くー!もう逝くー!』と告げ、彼女の身体を掴みます。本能が、そのチンポをオマンコ深くへ、尚もねじ込もうとしていました。
彼女のオマンコの内肉に擦られながら、チンポは射精を始めます。そこにはコンドームなどなく、彼女の身体の中にバラ蒔いているのが分かります。
見えもしないのに、真っ赤であろう彼女の身体の中を、僕の白い液体が汚しているのです。二つは交わり、ピンク色に変色をしているのでした。
射精が終わると、僕は彼女の身体から離れました。彼女は股間を隠すことなく、大の字になっています。
そして、『もう、凄すぎやわー。』と一言だけ残し、彼女は疲れた身体を癒すのでした。
先に起き上がったのは美和子さんです。何も言わずに、お風呂場へ向かいました。きっと、射精された僕のモノが気持ち悪いのだと思います。
5~6分して出てくると、部屋の前に立ち、『あんたも入り~。汚れてるやろー!』と元気な声を僕に掛けるのです。
先程までここで喘いでいたのに、彼女の見事な変わりように笑うしかありません。
シャワーを済ませ、部屋に戻ります。そこにおばさんの姿はなく、とりあえずパンツだけ履いて居間に向かいました。
彼女はテーブルに腰掛けていて、スマホ依存性らしく、すでにチェックをしているのです。その彼女が、『どうしよう…。』と僕にスマホを手渡します。
見るとラインのアプリが起動をしていて、写メが一枚開いていています。その写真を見ても、すぐには把握が出来ませんでした。
しかし、『息子…。』とおばさんがつふやき、その重大さに気がつき始めるのです。
写真には、並んだ2台の車が写っていました。僕と美和子さんの車です。しかし、その場所は先程までいたラブホテルの駐車場で撮られたものでした。
そして、その写真の横には、『これ、なんの真似なん?』と息子のマッチィから添えられていたのでした。
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