美和子さんのお尻は、何度も左右に振れました。快感が突きあげる度に、どうしようもなくなり、彼女は震えてしまうのです。
しかし、畳の上には祈るように両手を組んだ手が置かれていて、その組んだ手に頭を押さえつけて、彼女は堪えようとしています。
こちらからは見えませんが、喘ぎ出してしまいそうな口まで、自ら塞いでいるのではないでしょうか。
それが分かると、喘がしてみたくなるのが男の心情です。小さなお尻を大きく掴まえ、大胆にチンポで責めてしまうのです。
『ウグッ!…、ウグッ!…、ウグッ!…、』、僕がつく度に、おばさんが必死に押さえている口からは、漏れてしまった声が聞こえて来ます。
やめて欲しいのかも分かりません。その声は弱々しく、泣いているようにも感じました。
僕の腰の速度が上がりました。すぐに、『ウゥゥゥ~!…、』とおばさんの口が反応をします。そして、塞がっていた口が開かれます。
顔をうつ向けたまま、『加藤くん、外よー!絶対、外よー!』と僕に言うのです。入れさせる時には、何も言わなかった彼女。
しかし、この段階になると守って欲しいことは、ちゃんと言ってきます。夫婦ではなく、快楽を求めるだけのセックスならば、ちゃんとマナーがあるのです。
脳裏には、『無理矢理、このまま…。』とよぎったりはします。しかし、実際にやるとなると、相手がいるだけにそうは簡単ではありません。
もししてしまえば、美和子さんとの関係もあっという間に終焉ともなりかねないのです。
バックで責めていた僕は、抱えていた彼女のお尻を離しました。突然離された彼女は、『なにー?』と聞いて来ます。
彼女もいいとこだったらしく、『ちょっとぉー!もう逝かせてよー。逝かせてー。』と止められたことに不満そうです。
渋々顔を上げた彼女に、『上に乗る?』と聞いてみました。しかし、『出ちゃうって!してもいいけど、出ちゃうやろー?』と僕の中出しの心配をします。
『うまく出せるー?出してくれるんなら、やるけど…。自信ないなら、ほんとやめてよー。いかんよー。』と、僕の経験値を分かっているようです。
僕の軽率な一言で、雰囲気はおかしくなってします。言わなきゃよかった一言でした。『出来れば1分前に戻りたい。』とさえ思う、重たさです。
『失敗したら、怖いよねぇー?』、僕は彼女寄りの答えを出します。しかし、『上に乗る?』とリスクのある提案をしたのは、僕自身です。
それはいくら手のひらを返そうが、事実は変わりません。『なら、正常位でするー?』と言ってはみましたが、どこかヤブヘビです。
もうすぐ逝きそうだっただけに、それを途中で止められてしまった彼女も不満そうです。
『ちょっと、休憩~。』と言って、お風呂に向かう美和子さん。僕を罵ることはしませんが、その背中が冷たく感じました。
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