美和子さんは顔の前で両手をクロスさせて、横たわっていました。組んだ足は、黒の下着を隠してはいましたが、大きなシーツの汚れまでは隠せません。
それに、どちらも激しく濡らしせしまい、使い物になりそうにありません。
身体のダメージはそれほどでもなかったのか、思ったよりも早く起き上がって来ました。『はぁ~。』とひと息つき、広げた足越しにシーツを見ています。
『初めてやわ…。』、彼女の言った意味が分からず、次の言葉を待ちます。出た言葉は、『初めてなんよー。』と繰り返しでした。
意味が分からない僕を気にすることもなく、彼女が続けます。『お潮って、ほんとに出るんやねぇー?』と顔を緩めて僕を見るのです。
美和子さんの表情は綻んでいます。初めての経験に、彼女も嬉しさを隠せていないのでした。
『今のが、潮吹きってヤツなん?』と聞くと、『そうよー、オシッコ違うよー。間違ったらいかんよー。』と、誤解し掛けていた僕を諭すのです。
美和子さんの嬉しさが止まらず、『ビックリしたなぁー?ほんとに出るんやなぁー?』と何度も僕に聞いてくるのでした。
『お潮吹かせるって、どれだけイヤらしいことをしてくる子なんよー。なにをしたのこの子は~!なにしたー。』とふざけて叩いて来ます。
『知らんよー。知らん、知らん、』と答え、それに付き合ってあげるのです。ほんと、嬉しそうな美和子さんでした。
おばさんは、タンスの一番下の引き出しを開きました。蓋の役割をしているセーターを取り出し、『下着、ここから取ったんでしょー?』と聞いてきます。
返事もせずに黙っていると、『どっちがいいのー?』と両手にパンティーが持たれました。テカテカ光っているタイプのヤツです。
派手さは明らかにピンクの方があり、『ピンクー。』と答えてあげます。おばさんの思った色と違ったのか、もう一枚の方は渋々仕舞われるのでした。
問題は布団でした。潮吹きで寝小便のような染みを作っていて、とても使えそうにありません。彼女は黒の下着を脱ぎ、ピンクのものに履き替えます。
50歳という年齢でこれが着こなせるのは、やはりスタイルのよさと、子供のように小さな身体を持っている彼女だからでしょうか。
彼女が向かったのは、畳の敷かれている居間。ご飯を食べて眠くなった僕が、さっきまで寝ていたところです。
彼女は手を引き、僕を壁の隅に連れて行きます。その壁をに背中を預けて座らされ、彼女は僕に後ろから抱えられるように、膝の中へ座って来ます。
むこう向きに座っていた彼女が、顔を振り向かせます。一緒に手も付いて来ていて、僕の横顔に当てられました。
そして、『おばちゃん、抱いてくれるー?』と聞いて来ます。それを聞き、僕の両手は後ろから彼女を掴まえ、引き寄せました。
キスをしようとすると、『あのねー?言うのはずかしいんだけど…、加藤くんの好きにしてくれるー。』と言われます。
真面目な顔で言われたため、僕も真面目な顔を作って返すしかありません。『なにがー?』と聞き返しました。
『もう、あなたに無茶苦茶にされたいのぉー。もう、途中で止めないから、わたしを気持ちよくしてー。』と言ってくれたのです。
※元投稿はこちら >>