僕は再び、布団の中へ深く身体を沈めます。まだ明け方の4時過ぎ。二度寝をするのは当然です。
目を閉じますが、隣に寝ている女性の寝息が耳元に聞こえ、すぐに目を開きました。普段、一人寝をしている僕に、その寝息は眠りをさまたげるものでした。
チラッと女性の方を見ました。やはり、あの人でした。それでも実感がわかず、二度見、三度見を繰り返すのです。
しかし何度振り向こうが、それはマッチィのお母さんでした。
先程よりも幾分明るくなったのか、ようやく日の光でおばさんの顔を確認することが出来るようになります。
やはり、真っ先に目についたのは小顔。安室奈美恵も顔が小さいと思いますが、美和子さんも相当な小顔をしています。
目の辺りは掘り深く、鼻も尖っていて、とても外人っぽいお顔。ただ、目尻とおでこのシワは隠しきれてはいません。
普段寝るには時にはほどかれているのかも知れませんが、昨夜セックスをするにあたり、彼女は全ての髪を後ろに流して、お団子を作りました。
疲れていたのか、それをほどくこともせず、眠りについたため、それは今も形を残したままとなっています。
オールバックの髪。金髪のような髪を、黒く戻そうとしているのか、どちらもが入り乱れて形成をされていました。
よく見ると、その髪の生え際からは、白いモノもいくつか確認が出来ます。綺麗な美和子さんも、そんな歳になって来ているのです。
僕は彼女の方を向き、上から片腕を廻しました。一気に人肌の熱気を感じます。人間って、熱いのです。
それでも、人にもたれ掛かっている心地よさを感じることが出来て、僕もそのまま眠りにつこうとしました。
しかし、無意識のおばさんが僕に手を廻してきて、抱き締められようとしてくるのです。おばさんも同じでした。人肌が心地よいのです。
僕は彼女を起こさないようにしながら、腕を彼女の首の隙間に入れていきます。腕枕のようにして、抱き締めようとしたのです。
しかし、人間はよく出来ています。寝ていても、ちゃんと回した腕に頭を乗せ、抱きついてきます。自然と心地よさを求めてしまうようです。
僕の目の前には、美和子さんの広がったおでこがありました。軽く唇をつけ、何度も愛情を確めてしまいます。
すると、彼女の顔が上がりました。目元が揺れ、口が開き『ウゥ~ン…。』と声が出ます。明け方近い時間なので、彼女の眠りも浅いのです。
僕は『起こしてもいいや、』とばかりに、持ち上がった彼女の唇を奪います。まだ就寝中の、潤いのない唇でした。やはり、少し口臭が気になる唇です。
『何事~?』とばかりに、彼女の片目が開きます。ついに、起こしてしまったのです。彼女も驚いたかも知れません。すでに、唇を奪われているのですから。
おばさんは、唇をモゾモゾと動かせ始めました。まだ完全に目覚めてはないと思いますが、男に答えようとしてしまうのは、妻をしていた経験からでしょうか。
キスに付き合ってくれている彼女が、『なんじー?』と聞いて来ました。しかし、返事がない僕を、彼女はおかしいと思ったはずです。
僕が身体を乗せ始めると、『ちょっとぉ~!』と慌てた声になります。彼女も予期していなかったようです。
キスにも圧力に掛かり、舌をこじ入れようとすると、『ちょっと~!、ちょっと、待ってよぉ~!…、』と言われました。
更に、『もうやめてよぉ~!…、ダメやって~!…、』とやりきれない声に変わります。彼女を跨いだ僕のチンポはもう勃起をしていて、彼女はわかったのです。
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