その瞬間、美和子さんは唇と目をギュっと閉じ、顔をしかめました。
彼女のオマンコから抜き出したチンポは、すぐに射精を始めました。僕の目に一瞬だけ写ったのは、小さな彼女の身体。射精を行う、お腹の辺りです。
確かに、そのお腹を目掛けて精液は出されました。しかし、角度が深すぎたのか、お腹だけに留まりませんでした。
お腹から、乳房、そして首筋へと、小さな彼女の身体を僕の精液は登り続けたのです。かなりの量の精液が、彼女の唇に到達しました。
顔に掛けられた美和子さんは、唇を閉じ、入るのを恐れ目を閉じます。それが気持ち悪い感覚なのか、顔もしかめるのでした。
僕もそれを見ていました。『うそ!うそー!』といった感じで、少し申し訳なく思います。しかし、射精を終わらせることの方に神経は集中をしていました。
僕の射精が終わりました。おばさんも目を開き、射精を被ったその顔を僕に見せて、『これ、どうするのよー。』と言って、笑います。
僕は布団に倒れ込み、少しだけ愛想笑いで返しますが、今はそれどころではありません。ただただ、休みたい。それだけでした。
顔を傾け、美和子さんを見ました。顔にはティッシュがあてられ、飛んでしまった精液を拭き取っているようです。
『逝けたー?』と聞いてみました。僕よりも回復の速かった彼女が気になったのです。『もう充分~。』とどっち着かずの返事でした。
深夜の12時近くになっていました。高齢の方が多いこの住宅地では、早寝をしている方が多く、起きている方も限られてくるものと思います。
そんな中。僕と美和子さんは、愛液と精液にまみれてしまった布団の片付けを始めていました。
セックスを行ったばかりの二人に照れなどなく、二人とも全裸で片付けるのです。照明はついているため、裸のシルエットは外から見えるかも知れません。
しかし、満足感といいますか、達成感が強くてテンションが上がっていたのか、『もう回りのことなど関係ない。』、そんな感覚でした。
『ほら、そっち持って!』と母が言い、素直に子供の僕が従う。そう、この時ばかりは、僕と美和子さんは母子のようでした。
さっきまで、この布団の上で僕に犯され、喘いで泣いていた彼女はもういないのです。
『先に浴びさせてー!』と言って、彼女が風呂場に向かいました。やはりまだ、身体に掛けられた精液の感触が残っているのかも知れません。
シャワーだけ済ませた彼女は、すぐに全裸で飛び出して来ました。僕と変わる時、『ちょっと寒いかも。』とシャワーの温度が低いことを知らせてくれます。
やはり、とこか子供を思う母親のようです。
お風呂から出ると、彼女の部屋には新しい布団が敷かれていました。『シーツなくてもいいでしょ?』と、出してきたのは息子の布団かも知れません。
それよりも、『帰るー?』と聞いてこなかったことに少し驚きます。彼女の中では、僕のお泊まりは決定済みなのです。
美和子さんの身体には新しい下着、そして花柄のパシャマが身につけられています。足も腕も、パシャマの丈が短く、おかげで若さを感じるのです。
逆に僕は、バスタオルを腰に巻いただけな全裸スタイル。替えのパンツがあるとすれば、それはマッシィのパンツ。
さすがに嫌だし、第一身体の小さい彼のパンツが、僕にあうとも思えません。
『パンツ?』、ようやくおばさんが気がついてくれました。おばさんも考えた結果、『それ履いときー。』と再度自分のパンツを履くことを薦めました。
僕は先に布団に入れられ、『電気消すよー。』と蛍光灯の紐を引いた彼女が、遅れて布団に入って来ます。
二人で真っ暗な天井を見上げて、眠りにつこうとしました。その時、『あー、よかったー。』と彼女が呟きました。
『なにがー?』と聞きますが返事はなく、数分後には彼女の寝息がするのでした。
先に目が覚めたのは、僕でした。いつもと違う布団なので、うまく寝られなかったのかも知れません。外は少し明るく、鳥の鳴き声もしています。
それよりも、いつもと違う景色に頭が少し混乱をしていました。知らない天井、一回り小さい部屋、『ここ、どこー?』と言った感じです。実感が出来たのは、隣で寝ている彼女ではなく、その先の窓でした。
昨日のセックス中に、自分でも知らないうちに、この窓を何度も見ていたようです。『外に聞かれたら。』と何度も警戒したのが、あの窓なのです。
こちらを向いて、隣で寝ている女性を見ました。外から射し込む光が逆光となり、うまく顔の確認が出来ません。
『マッシィのお母さん。』、そう確信があるのに、わざわざ確かめてしまうのです。顔を近づけると、彼女の寝息が聞こえて来ます。
その女性が目を閉じているので、自信は持てませんが、『マッシィのお母さん』その人に間違いなさそうです。
その時。バイクの音がして、アイドリングをしたまま、スタンドが立てられる音がします。すぐに、この家にも『ガチャガチャ。』と音が響きました。
その音に聞き覚えがあり、それが新聞配達であると分かりました。バイクは去り、平穏が訪れます。
しかし、それにより『4時?まだ、4時過ぎー?』と気づかされるのです。僕の体内時計と2時間違っていました。やはり、ここは自分の部屋ではないようです。
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