『もうすっかり準備万端のようですね、、コンドームはいかが致しますか?』
神向寺の問いに加奈子が首を横に振る。
神向寺はニヤりと口元を緩め彼女の股の間に割って入った。乾かぬ唾液でヌラヌラと光る生の肉棒を握り、傘を大きく広げた亀頭を加奈子の濡れた淫口に当てがった。
「ぁん、、お願いします、、早く欲しいの、、」
『ええ、今、加奈子さんのお望み通りにして差し上げますよ、、』
神向寺は淫口の中心に狙いを定め、腰を前に出す。淫汁と唾液に濡れたお互いの淫部は滑らかに結合していく。あっという間に神向寺の大きな肉棒が加奈子の中へと飲み込まれていった。
「んはぁぁん、、あぁぁ、、、、」
根元まで挿しこむと神向寺は加奈子の両足首を掴み脚をVの字に持ち上げ卑猥な格好にする。
『動きますよ、よろしいですね?』
加奈子はウンウンと頷き、早く動いて欲しいと言わんばかりだ。神向寺は承知したという表情をしてから、ゆっくりと腰を引いた。
「ぁ、、あぁ、、いぃ、こすれるぅ、、」
神向寺のカリ高の肉棒が加奈子の中の肉壁を擦っていく。抜けてしまうほどギリギリまで引いたかと思えば、そこからまた奥へとゆっくり挿しこんでいく。神向寺はあくまでスローかつディープに腰を動かしていく。それは勢いに任せた雑なセックスとは違い、加奈子の性感をみるみる高めていく。
『あぁ、、すごい、、加奈子さんの中が私のモノをキツく締めつけてきますよ、、』
「いぃ、、奥までされるの、、いぃの、、」
2人は繋がったまま、座位、騎上位、後背位と様々に体位を変え快感を貪るように夢中で腰を振り続けた。
時刻は22:20。
予定の2時間をとうに過ぎていた。
何度絶頂を迎えただろうか。
加奈子はぐったりとベッドに横たわり、虚ろな目で天井を眺めている。
その横では神向寺が身なりを整えている。
『加奈子さん、いかがでしたか?』
「よかったです、とっても、、」
『それは良かった。私もずいぶんと気持ちよくさせて頂きましたから、延長料金はサービスさせて頂きます。それではまたのご利用をお待ちしております』
着替えを済ませ一礼して部屋を出ていく神向寺の姿を加奈子は夢見心地で見つめていた。
翌週。
「あなた、今週も出張なの?」
『ああ、ちょっと仕事が立て込んでてな、じゃあ行ってくる』
「ええ、いってらっしゃい」
夫を見送った後、加奈子はスマホを手に取りあるところへ電話をかける。
「あの、、先週マッサージをお願いした者ですが、、今日も、またお願いできますか?」
『もちろんですとも、加奈子さん、、』
終
※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
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