夜9時半
ヨシミは自宅に帰っていた
夫のトシヤが帰ってくる
「あなたおかえりなさい」
「ん。タクヤは?」
「友達の家に泊まるみたい」
「そうか」
トシヤはリビングに座りヨシミはビールを注ぐ
テーブルの上には晩御飯のおかずが並ぶ
テーブルを挟んで座ったヨシミはあの下着を履いたままだ
下着はカピカピに乾いていてなんとも履き心地が悪い
しきりにお尻を動かすヨシミ
「どうかしたのか?」
「いえ…別に…」
「おしっこなら早く行けよ」
トシヤは笑いながら言った
ほんの数時間前まで公衆便所で這いつくばっていた女が今は貞淑な人妻を演じているのだ
"この人が本当の私を知ったら…"
ヨシミがそう考えるだけで乾いた下着を再び濡らしていく
食事が終わるとトシヤは風呂に向かった
ヨシミは自分のスマホを見るとLINEが入っている
"今夜トシヤさんに抱かれろ"
予想外のLINEだった
"こんな私の身体で抱かれるなんて…"
身体の奥を熱くしながらも戸惑った
更にLINEが入る
"自分から誘惑しろ。録画しながらな"
ヨシミは更に戸惑う
結婚してからもする前もヨシミから求めたことはない
からだ
"今さらどうやって誘ったら…"
ヨシミは考え込んでいた
しばらくしてトシヤが風呂から上がってきた
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