酒漬けにされた黒アワビの美味を堪能した男は満を持して自らのベルトに手を掛けた。股間は既にこんもりと大きく膨らんでいるのが見てとれる。
『美咲さんのアワビば舐めとったら、もうこっちが堪らんくなってきたで、頼むわ』
男はガチャガチャと手早くベルトを外すと、ズボンとパンツをまとめて下げ、美咲の前に大きな肉塊を誇らしげに突き出した。男のそれは和也以上に逞しく反り返り、これまで何人の女達を喜ばせてきたのか、かなり使い込まれた様子で妖しい灯りに照らされて黒光りしていた。まさに巨大なナマコのようなおぞましさすら感じる。
『ほれ、美咲さんの好きな“ヘノコ”じゃて、好きなだけ舐めてくれや』
「うっ、、クサぃ、、」
『すまんのぉ、今日は風呂に入っとらんのじゃ。言うて、この匂いが堪らんて前に言うとったなぁ』
男はさらに一歩前に出ると仁王立ちで手を後ろに組み、匂い立つ肉塊を美咲の鼻先へと差し出した。
「、、あぁ、、海の男の人の匂い、、生臭くていやらしい匂い、、」
『美咲さんもべっぴんさんのくせにスケベな女じゃのぉ。好きなのは匂いだけじゃなかろ? ほれ、しゃぶって味わってくれや』
「、、はい、失礼します、、」
美咲はそそり立つ赤黒い肉塊に手を添え、玉袋、竿、裏筋と丹念に舌を這わせていく。纏わり付いた唾液によって肉塊全体がテカり光る。彼女の舌が頂点にある亀の頭へと徐々に近づいていく。そこはより一層の膨らみをもって美咲の舌の到着を待ち構えているようだった。
立ったまま舌先の動きを見守っている男は美咲の艶髪を愛おしそうに撫でている。ついに彼女の舌先がカリ首高く膨張した亀頭部に到達した。
するとその大きく膨れた亀頭を彼女の小さな口でずっぽりと咥え込んだ。
『お、おぉ、、』
男が思わず声を漏らす。
美咲の唇はまるで底なしの壷のように男の肉塊をどんどん飲み込んでいく。根元近くまで咥え込んだまま口内で舌を躍らせているらしく、男が腰を引いて悶えている。
『おぉぅ、、相変わらず咥えんのが上手じゃのぉ、、毎晩町の男のばしゃぶって上手くなったんか?』
美咲はその問いに答えず、肉塊に舌を絡ませ続けた。肉塊の大きさ故に彼女の美麗な顔が醜くスケベに歪む。さらに頭を前後させ肉塊に新たな刺激加えると、その快感に男が唸る。
『くうぅ、、美咲さんのしゃぶりは堪らん、、わしのヘノコばこんな美味そうにしゃぶってくれんのは美咲さんだけじゃて』
「んぐ、、んはぅ、、おいひぃ、、」
『あぁ、ダメじゃ、、まぐわう前にイっちまうわい』
そう言って男は勿体なさそうに美咲の口から肉塊を引き抜いた。その拍子で彼女の口内に溜まっていた粘り気のある唾液がだらしなく垂れる。
口淫を中断させられた美咲はまるで、オモチャを取り上げられた子供のように物欲しそうな潤んだ眼差しで男を見上げていた。
つづく
※元投稿はこちら >>