ソファを彼ら2人に譲るため、私は立ち上がり行為を始めるように促した。
『さぁ、はじめてください』
『えっ、、こ、ここで?』
『そう、ここでするのです』
彼はわずかな抵抗感を口にしたものの、早く事を終わらせたいと思ったのだろう、それ以上は何も言わずに彼女とともにソファに座り、ペッティングを始めた。
私はその様子を少し離れたダイニングチェアに座り観察することにした。
2人が軽くキスを交わす。
彼の手がガウンの腰紐を解くと、腰紐が床に垂れるのと同時に滑らかな生地も引き摺られ、彼女の左半身が露わになった。
カップレスのブラジャーに支えられた左の乳房を、彼は右手で丹念に捏ね上げる。
「ん、、はぁん、、」
彼女の口から吐息が漏れる。
私の存在を気にしてか、それは囁くような響きだった。
なおも彼の右手は彼女の左乳房を責め続けた。ときおり頂点にある乳首を指と指の間で摘んで刺激を与えているようだ。彼女もそれに応えるように身体をよじらせている。
ふと目線を下に落とせば、彼女の左手が彼のズボンを摩っていた。その掌は何度もズボンの上を往き来し、膨らみ具合を確かめているようでもあった。
膨らみが十分であると判断したのか、彼女の左手が止まり、ズボンのチャックに指を掛けた。
チャックを下げ、その隙間から細く長い指先をズボンの差し入れると器用に彼の肉竿を引き出した。
彼の凛々しいスーツ姿のなかで、そこだけ生々しい性の象徴がそびえ立っている。
彼女が彼の目を見る。
このままこの行為を続けてよいものか確認するかのような、そんな眼差しだった。彼は顎をしゃくり、行為を続けるよう彼女に促した。
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