バスルームからシャワーの音が聞こえる。
彼女はきっと、園長室での情事を不倫相手の彼に知られまいと、淫らな汁で汚れた股間を念入りに洗っているに違いない。
リビングには写真が何枚か飾られてあった。
彼女と夫と息子、家族3人の幸せそうな笑顔が写っている。
まさか彼女が不倫中で、その相手がこれから家にやって来ようとは家族は思いもよらないことだろう。
私は1枚の写真に目が止まった。
去年の運動会の写真だ。
息子のユウタ君が嬉しそうに首からメダルを下げ、彼女が顔を寄せている。そんな親子の2ショット写真の奥に不倫相手の彼が目線付きで写り込んでいた。
たまたまではない、彼女はあえてこの写真を選んだに違いない。
彼女がシャワーを浴び終え、部屋に戻ってきた。まだ乾ききっていない髪が彼女を艶っぽく引き立たせている。
彼女は白いサテンのナイトガウンに身を包み、あえてそれを私に見せに来たようでもあった。
『お母さん、そんないやらしいガウンをお持ちでしたか。身体にピッタリ張り付いてますよ』
「. . . . .」
『その下はどんな格好なんです? 見せてもらえますか?』
「、、はい」
彼女は逆らうことなく、むしろ従順なまでに私の指示に従うようになっていた。
いや、従わざるを得ないと言ったほうが正しいかもしれない。
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